注文住宅の落とし穴!?後悔しない“コンセント配置”の極意
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こんにちは!
姫路でWB工法を採用した家づくりを行っている、WBHOUSE歴7年目のフォレストのちむです😺
ゴールデンウィークもあっという間に終わり、日中は半袖でも過ごせるくらいの陽気になってきましたね☀️ 朝晩との寒暖差もありつつ、そろそろエアコンや扇風機の出番かな?
さて今回は、家づくりの中ではすこ~し地味に見えるけど、結構大切な「コンセントの配置と数」についてです。
住み始めて気づく“地味だけど大事なこと”
家づくりの打合せでは、間取り、デザイン、素材、設備……とにかく決めることが山ほどありますよね。そんな中で「コンセントの位置や数」について考えたことはありますか?
「コンセント」は、つい後回しにしてしまいがちな項目かもしれません。
ところが、住んでみてから「ここにあればよかった!」「思ったより少なかった…」と後悔する声が多いのが、この“コンセント”なのです。
今回は、注文住宅だからこそ自由に決められる「コンセント配置」について、実際にコンセントにこだわって家づくりをしたちむ家の実例も交えて、暮らしやすさを左右するポイントを一つずつご紹介します😊
まず押さえたい基本知識~高さと数の目安~
コンセントの標準的な設置高さは床から25cm(中心位置)です。 これは掃除機や家電などを使う上で、使いやすいとされる高さ。 家づくりにおいてコンセントの高さにこだわらないかぎり、基本的にはこの高さで設置されます。
本当にお任せの高さで大丈夫?
実はコンセントは、生活スタイルによっては“最適”な高さは変わります。
また、「多ければ多いほど良い」と思われがちですが、配置と使い方に応じた「最適な数」を把握しておくことが重要です。
最近はコードレス家電も増えてきているものの、充電式のものや、長時間挿しっぱなしで使う機器も多いため、やはりコンセントの数は家づくりにおいて重要なポイントには変わりありません。

リビング編~家具配置と“かぶり”の罠~
リビングは使用家電も多く、家族が長くいることが多い空間です。 テレビやエアコン、充電器、スタンドライト、加湿器、掃除機など用途はさまざま。推奨コンセント数は5〜7か所です。
特に盲点なのが「ソファの配置」。25cmの標準位置だとソファと重なってしまい、使えなくなることも。 スマホを充電したり、ゲームをしながら使いたい場合は、ソファ横は40〜60cmの高さに調整するのがおすすめです。
また、壁掛けテレビの場合は100〜110cmの高さに設定すると配線が目立たずスッキリ。
ごちゃごちゃした配線を見せたくないという方には隠蔽配管をおススメします。
見た目もすっきりとした美しい空間に仕上がります。
ちむ家はここに気を付けた!
ちむ家では、ソファを置く場所を決めたうえで、40〜60cmの高さにコンセントを設置しました。 実際に使ってみて、ソファに座りながらスマホを充電したり、ゲームをしたりと、家族全員がよく使う場所に。 ゲーム機やタブレット、スマホと毎日なにかしら充電されていて、リビングの中で最も稼働率が高いコンセントです! 「この高さで設置しておいてよかった〜!」と、何度思ったことか😊
キッチン編~家電と動線で決める配置~
キッチンは電子レンジ、炊飯器、冷蔵庫、トースター、電気ケトルなど、家電が多く集まる場所。
カップボードに家電を置くなら、天板から15cm程度の位置にコンセントを設置しましょう。
また、対面キッチンの場合はカウンター側にも1口あると便利。 調理中にミキサーを使ったり、レシピ動画を見ながら料理する際に重宝します。
ちむ家はここに気を付けた!
キッチンカウンターのコンセントは、ブレンダーやミキサーをサッと使える位置に設置。 「目の前にある」というだけで、料理の効率が段違いにアップしました! 料理って、テンポが大事。
後ろを向いて、コンセントを探して……という時間が効率を下げるし、ストレスになるんです。
水撥ねの心配があるので、設置場所には注意しましたが、キッチンカウンターのコンセントは
「つけて正解」なコンセントでした。
洗面所・トイレ編~水跳ねと将来の使用を想像して~
洗面所では、ドライヤー、電動歯ブラシ、シェーバーなど、毎日使う美容家電が大活躍します。 左右にコンセントを設ければ、家族で同時に使えてとても便利です。
トイレでは、トイレ本体の電源以外にも、ミニ扇風機やヒーターなどが必要になることも。 暑い日や寒い日は、ほんのひと工夫で快適さが段違い。
ちむ家はここに気を付けた!
洗面所には「将来も見越して」多めに設置しました。
娘の成長と共に、美容家電の種類が爆増とともに、洗面所を占領する時間も右肩上がり(笑)
ドライヤー、ヘアアイロン、カールアイロン、ブラシ付きドライヤー…… この時代、1口じゃ全然足りません! 両サイドに設けたコンセントのおかげで、朝の準備もスムーズに。 これから家づくりをする方、特に娘さんがいるご家庭には全力でおすすめします!

寝室編~将来の生活まで見越して計画を~
寝室でありがちなミスが「ベッドフレームとかぶって使えなくなった!」というパターン。 ベッドの高さとコンセントの高さが同じ25cmだと、完全に隠れてしまいます。
ちむ家はここに気を付けた!(と、気を付けなかった…)
主人の寝室は完璧でした。間取りの段階から「ここにベッドを置く」と決めていたので、コンセントもジャストな位置。 ベッド横でスマホを充電しながら使えるし、最近導入したデスクの高さともぴったり。 「コンセントの神配置」と呼びたくなるほどのベストポジション。
……一方、私はというと、特に考えずに25cmで設置。 そして案の定、ベッドフレームにバッチリ被りました(涙)。 だって最初は布団で寝てたんだもん。ベッドのフレームとコンセントが丸かぶりするなんて想像できなかった・・
今は延長コードで対応していますが、コードが見えてしまって、見た目も使い勝手もイマイチです。 「ちょっとの想像力で未来が変わる」ことを、身をもって実感しました。
玄関・廊下・その他~迷ったら付ける”のが基本~
玄関では、掃除機、季節の装飾、電動自転車の充電など、意外と使うシーンが多いです。 見た目を気にするなら、棚の裏や死角になる位置に設置すればスッキリ。
廊下やパントリーなども、掃除機の充電や間接照明用に「つけておいてよかった」という声が多い場所。 設置コストも大きくないため、迷うなら設けておくと安心です。
ちむ家はここにこだわった!
玄関の土間の下部分に設置したコンセントは、工具や自転車のバッテリー充電に活躍中! おしゃれさと実用性、どちらも叶えてくれる“隠れた名スポット”になっています。
まとめ|生活動線を見越して、ベストな位置に
コンセントは「暮らしやすさの基礎」です。今の生活だけでなく、将来の家族構成やライフスタイルの変化も想定して配置を考えることで、ストレスのない暮らしが実現します。
注文住宅だからこそ、自由度の高いコンセント配置。まずはご家族で「どこで、何を使うか?」を具体的に話し合い、理想の間取りを形にしていきましょう。
迷うならつけたほうがいい
廊下やパントリーにも、迷うのならば付けておいたほうが良いです。 うちは少なめにしてしまったのですが、各部屋にもう1〜2箇所くらい設置しても良かったかなと思っています。 かといって、今がものすごく不便!というわけではありません。 でも「あ、ここにあったらよかったな」と思う瞬間は意外と多いんです。
延長コードで対応することもできますが、やっぱり「最初からあれば…」と感じる場面はあります。 コンセントは“あっても困らない”。 将来の暮らしをできるだけ具体的に想像して、納得のいく計画を立てましょう!廊下やパントリーにも、迷うのならば付けておいたほうが良いです。
うちは少な目にしていまったのですが、各部屋にもう1.2箇所くらい設置
しても良かったのかなと思います。
かと言って今がめっちゃ不便!というわけでもないです。
あ、ここにコンセントあったら良かったなと思いながら、近くのコンセントを使えば
いいだけの話です。延長コードを使うことも出来るので、なくてすごく困る!
ということはないですが、あっても困らないのがコンセント。
将来のプランを出来るだけ明確に想像して慎重に設置場所を決めましょう!

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