子どもの巣立ち後を考える40代の家づくり
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こんにちは!
姫路でWB工法を採用した家づくりを行っている、WBHOUSE歴8年目のフォレストのちむです😺
今年、我が家は子ども二人がそろって進学しました。
3歳差、3学年違いのきょうだいで、下の子は小学生から中学生へ。上の子は中学生から高校生へ。制服が変わり、持ち物が変わり、朝家を出る時間も帰ってくる時間も、すっかり変わりました。
進学前は「新しい生活に慣れるかな」「部活動と勉強を両立できるかな」と、子どもたちのことばかり考えていた私。
でも新生活が始まってみると、思っていた以上に大きく変わったのは、家の中を流れる時間でした。
午後4時の「ただいま」が聞こえなくなった
小学生のころ、下の子は午後4時ごろには帰ってきていました。
私が先に帰っている日は、玄関から「ただいまー!」
私があとから帰る日は、家の中から「おかえりー!」と迎えてくれる。
リビングには、放り出されたままのランドセル。
「今日もつかれた〜!」と言いながら、おやつを頬張る息子の姿。
そんな夕方が、我が家では当たり前でした。
ところが、その息子が中学生になり、部活動が始まると、帰宅は午後6時過ぎ。
高校生になった上の子も、部活動を終えて帰ってくるのは午後7時を過ぎてからです。
夕方の家が、急に静かになりました。
私が玄関を開けても、返事はありません。
リビングは、私が出かけたときのまま。
誰もいない部屋で、3匹の猫たちだけがお昼寝から目を覚まし、のそのそとお迎えに来てくれます。
あれだけ当たり前だった、
「おかえりー!」と迎えてくれる子どもの声は、もう聞こえないんだな。
もちろん、元気に学校へ通い、新しい世界を広げていることは、とてもうれしいことです。
私だって、子育てに追われる毎日の中で、たまには「一人になりたい!」と思うこともありました。
でも、いざ誰もいない家に帰る日が増えてみると、胸の奥に少しだけ、ぽっかりとしたものを感じます。
子どもの成長は、昨日まで当たり前だった暮らしが、大きく形を変えていくこと。
そしてそれは、にぎやかだった家族の時間が、気づかないうちに静かに終わっていくことでもあるんですね。
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家族4人で住める時間は、思っていたより短い
家を建てるとき、私たちは「家族4人でどう暮らすか」を一生懸命考えました。
みんなが集まれるリビング。
子どもたちが使う部屋。
朝の支度や、お風呂に入る順番。
家族4人で暮らすことを基準に、必要な広さや設備をひとつずつ考えていきました。
そのころは、4人で暮らす毎日が、ずっと続くような気がしていたんです。
けれど、上の子が高校生になったとき、ふと「あっ」と気づきました。
中学生のころには、そんなことを思いもしなかったのに、子どもが「高校生」という少し大人の世界に足を踏み入れたとたん、急にその先の暮らしが見えてきたんです。
もしかすると、あと3年で進学や就職のために家を出るかもしれない。
そして、その3年後には、下の子も巣立っていくかもしれない。
そう考えると、家族4人でこの家に住める時間は、本当に短いんですよね。
子育ての真ん中にいるときは、毎日が慌ただしくて、先のことまでなかなか考えられません。
私も「こんな日が延々と続くんだ」と、本気で思っていました。
世間でよく言われる「子育てなんて、あっという間」という言葉も、子育てに必死だったころの私の心には、まったく響いてこなかったです。
「早く自分でできるようになってほしい」
「少し静かにしてほしい」
そんなふうに思う日だって、何度もありました。
でも、今になってわかります。
にぎやかな時間には、ちゃんと終わりがある。
玄関でひっくり返っている靴。
リビングに脱ぎっぱなしの服。
出しっぱなしの物。
テーブルに置かれた、飲みかけのコップ。
今は「また片づけてない!」とストレスに感じることも、いつかは少しずつなくなっていきます。
そう思うと、今の散らかりや騒がしささえ、いつか懐かしく思い出す家族の風景なのかもしれないと感じます。
私が毎日子どもたちにいう言葉があります。
「今日は部活ある?何時まで?」
「お弁当はいるの?」
こんな声かけも近い将来言えなくなる日が確実にくるのです。
そう考えると、なんて今という時間がなんて貴重なんだと、声かけさえも貴重で愛おしく思えてきますね。
子どものためにつくったものは、いつか役目を変える
家づくりでは、子どものために用意したくなるものがたくさんあります。
広い子ども部屋。
家族全員がゆったり座れるリビング。
家族の持ち物をしっかりしまえる、たっぷりの収納。
朝の混雑を避けるために洗面台を広くしたり、トイレを1階と2階の両方につくったりするお家もありますよね。
我が家も設計のとき、トイレを一つにするか、二つにするかでとても迷いました。
実は私は、2階にもトイレが欲しかった派です。
朝のトイレが重なる問題もありますし、家族の誰かが感染症にかかったときには、トイレを使いわけることによって、ほかの家族にはうつらなかった。という話をよく聞いていたので、
トイレ一か所、二か所問題は本当に最後の最後まで悩みました。
けれど、我が家にはスペースの限りもあります。
そんな打ち合わせの中で言われた、
「お子さんは、いつか巣立ちますよ」
という一言が、最終的な決め手になりました。
そうして我が家のトイレは、1階の一か所だけになりました。
もちろん、子どもが二人いる生活では、使いたいタイミングが重なることもあります。
そんなときは、
「ほら〜、やっぱり2階にもつければよかった!」
と思ったことも、正直何度もありました。
でも、子どもたちが巣立ち、夫婦二人で暮らすようになったらどうでしょう。
すでにお子さんが巣立ったご家庭からは、
「2階のトイレは、ほとんど使わなくなった」
という話をよく聞きます。
使う回数が減っても、掃除は必要です。
設備である以上、いつかは修理や交換の時期もやってきます。
そう考えると、我が家は一か所でよかったのかもしれないなぁと、今では思うようになりました。
子育て中の数年間だけを見れば、不便に感じることもあります。
でも、家は子どもが巣立ったあとも、何十年と暮らし続けていく場所です。
「今あれば便利か」だけではなく、「10年後、20年後も使っているかな」と考えてみる。
その視点が、40代からの家づくりにはとても大切なのだと感じています。
広さよりも、暮らしに合わせて変えられること
もちろん、子どものための空間をつくらないほうがいい、という話ではありません。
子どもが自分の時間を過ごせる部屋も、家族が集まれるリビングも、その時期の暮らしには大切です。
ただ、使う人がいなくなったときに、役割を変えられるようにしておくと、家はずっと暮らしやすくなります。
子ども部屋を夫婦それぞれの趣味の部屋にする。家で仕事をする場所にする。帰省した子どもや、いつか増えるかもしれない家族が泊まれる部屋として残す。
壁や大きな家具で使い方を固定しすぎず、暮らしの変化に合わせて選び直せる余白があると安心です。
40代になると、家に求めるものも少しずつ変わってきます。
子どもの人数に合わせた広さより、掃除が負担にならないこと。収納量の多さより、使う場所の近くに必要なものをしまえること。見た目の豪華さより、暑さや寒さを我慢せず、毎日を無理なく過ごせること。
若いころは平気だった階段や移動距離も、年齢を重ねると感じ方が変わるかもしれません。だからこそ、寝室や水まわりを近くしたり、1階を中心に生活できるようにしたりと、夫婦二人になったあとの動きも想像しておきたいですね。
夫婦二人になっても、心地よく過ごせる家へ
子どもが巣立ったあとの暮らしを考えると、少し寂しく感じる方もいるかもしれません。
私も今、子どもたちが家にいる時間が減っただけで、リビングの静けさにまだ慣れない日があります。
でも、一人で過ごす時間が増えたからこそ、家の心地よさを以前よりゆっくり感じられるようにもなりました。
無垢床の上を素足で歩いたときのサラサラした感触。玄関を開けたときにふわっと漂う木の香り。家の中に湿気やにおいがこもらず、スッと深呼吸できる空気。
WBHOUSEは、壁の中に空気の通り道があり、余分な湿気を外へ逃がしやすい仕組みです。家がゆっくり呼吸するように、室内の空気を整えてくれます。
子育て中は、子どもの健康や洗濯物の乾きやすさに目が向いていました。でもこれからは、自分たち夫婦が年齢を重ねても、暑さや寒さを我慢せず、気持ちよく暮らせることが大切になっていきます。
性能は目立つものではありません。けれど家にいる時間が長くなるほど、その違いは毎日の小さな心地よさとして積み重なっていくのだと思います。
子どもが帰りたくなる家でありたい
子どもが巣立ったら、家族が終わるわけではありません。
進学や就職で家を出ても、疲れたときや節目のときに「ちょっと帰ろうかな」と思える場所でありたい。玄関を開けた瞬間に、木の香りやいつもの空気に包まれて「わぁ、我が家の匂い!」と安心の場所へ帰ってきたんだと感じてもらえたらうれしいです。
そして私たち夫婦も、子どもの帰りを待つだけではなく、新しい暮らしを楽しんでいたい。
それぞれの趣味を楽しんだり、ゆっくり食事をしたり、静かなリビングで好きな音楽を聴いたり。子育て中には後回しにしていた時間を、今度は自分たちのために使っていく。
巣立ったあとの家は、寂しさを埋めるための場所ではなく、夫婦の新しい時間を育てる場所なのかもしれません。
子どものためにつくったものが必要でなくなる日は、思っていたよりも近くにあります。
だからこそ、これから家づくりを考える方には、「家族4人で暮らす今」だけでなく、「夫婦二人で暮らす未来」も、ほんの少し想像してみてほしいです。
今の家族に心地よく、10年後、20年後の自分たちにも無理がない。
そんなふうに役割を変えながら、家族の思い出をやさしく包み続けてくれる家が、長く愛せる住まいなのだと思います😊
ちょっとのぞいてみませんか?🔎
家は、間取り図や写真を見るだけではわからないことがたくさんあります。
子どもがいる今の暮らしや、夫婦二人になったあとの暮らしまで想像するなら、実際に暮らしているお家を見ることがいちばんの近道です。
フォレストでは、住み始めてからの使い心地や、家族構成の変化に合わせた住まい方を体感できる
OB様邸見学会を開催しています。
さらに、WBHOUSEの空気の軽さや、夜から朝にかけての室温、無垢床のサラサラした心地よさをゆっくり確かめたい方には、宿泊体験もおすすめです。
「今の家族にちょうどいい家」だけではなく、
10年後、20年後も心地よく暮らせる家を考えるきっかけとして、ぜひイベント情報をのぞいてみてください😊
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
ちむでした。

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