私はここに気を付けた!知って得する間取りアイデア【階段編】
目次
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2024年、早くも一か月が過ぎ、2月になりました。
まだまだ寒いとはいえ、少しだけ春の気配を感じるようになったのも嬉しいです。
家の中でも消毒を!消毒を忘れがちな意外な場所
皆さん、元気にお過ごしでしょうか?
インフルエンザがとても流行っていて
小学校や中学校も学級閉鎖が続いていて、心配なところです。
我が家も年始に主人、つい最近息子が罹りました。
熱が続いてとっても辛そうだったし、自分が出来ることといったら、介抱することと
他の家族に感染させないこと。
家の消毒を徹底してやっていました。
幸いにも今回は他の家族には感染することなく済んでホッとしています。
中でも一番気を付けていたのは、手の触れるところの消毒です。
ドアノブや、冷蔵庫、リモコンや、見落としがちなのが電気のスイッチです。
普段、自分の行動の中で、手が触れるものは、しっかり消毒をして、
インフルエンザの流行の波に巻き込まれぬよう過していきたいです。
消毒でいうと、ここの消毒も気を付けていました。
家族が毎日触れる場所、ほかにもありますよね?
「階段の手すり」です。
上り下りをするときに、意識はしてなくても手すりって、触っているものですね。
さて今回は階段と手すりについてです。
みなさんは今、どんなお家に住んでいますか?
また将来はどんなお家に住みたいですか??
平屋やエレベーター付きの大豪邸でない限り必ずついてくるのが階段です。
階段の上り下り、一日に何回するでしょう。
とっても身近な存在です。
そもそも階段とは?
踊り場とは?意外と知らない用語や規定、階段を設計する際の決まりやポイントなどを
ご紹介していきます。
建築基準法で決められている階段とは?
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階段とは・・これはみなさんご存じの通り、上下の空間を行き来するための
構造物です。
家づくりをされた方は一度は耳にしたことはある「建築基準法」でも
階段に関する基準が定められています。
基準があるのは、蹴上げ(けあげ)、踏み面、階段の幅、そして踊り場の位置などです。
踊り場とは、方向転換するときなどに設けられる階段途中のスペースのことですが、
学校でよく「踊り場」は耳にしませんでしたか?
「踊り場で遊ばない!」と先生に怒られたり、「〇〇くんに踊り場で告白された!」
なんて淡くて切ない胸キュンな思い出がある方もいるのでは??
踊り場の他にも、一般的な住宅に関する寸法で抑えておきたいのは、蹴上げ、踏み面、階段幅です。
建築基準法で定められている階段の寸法は幅75センチ以上、踏み面15センチ以上、蹴上げ23センチ以下ですが、この寸法通りにつくると傾斜のきつい急な階段になります。
安全性を重要視するなら…
駅などの公共の階段は、安全面を重視して赤ちゃんやお年寄りでも安全に上り下り出来るように踏み面が広く、蹴上げが低い階段が多いです。
ただし、このような蹴上げが低く、踏み面が広い傾斜の緩い階段は、その分階段の面積をとってしまいます。なだらかでのぼりやすい分、面積をとるイメージです。
階段にどの程度面積を撮るか、また階段の位置をどこにするかによって階段の寸法は
変わってきますね。
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ー設計時に注意するポイントや間取りのアイデアー
手すりの取り付けは必須。踊り場を設けることで安全面はUP!
階段といえば転倒や転落が怖い場所でもありますね。
特に小さなお子さんや、お年寄りのいるご家庭の場合、階段の上り下りはハラハラしますよね。
うちは、そこそこの年齢になった子どもですが、それでも今だに「階段気を付けて!」
と言ってます。
そして、階段でふざけることが多い!
足を滑らせて落下したら命に関わることなので、いつにも増して、階段で子どもがふざけた時には
オニババの形相で怒っています。
手すりの義務化
手すりについては、2000年の建築基準法改正によって、高さ1mを超える階段には手すりの設置が義務づけられています。
それ以前に建てられた中古の住宅などは手すりがない場合もあるそうです。
もし中古物件を購入される方は、手すりの有無をご確認ください。
私の実家の階段も手すりがないです。
そして、とっても急な階段だったのを覚えています。
下りながら加速してしまうくらいです。
よく怪我もなく、上り下りをしていたもんだなと思いますが、きっと私が小さい頃は
両親もハラハラしながら見ていたことと思います。
また安全性を重視するなら、階段途中に踊り場を設けるのがおススメです。
上から下まで真っすぐな階段は、階段の面積やコストを抑えることは出来ますが、
足を滑らすと下まで一気に転落してしまう可能性があります。
踊り場を設けると、その分のスペースは必要にはなりますが、転落した場合も踊り場で
止めることができるので、危険性は軽減します。
階段をどの位置に配置するかは、家全体のプランニングに大きく影響を与えます。
注文住宅の場合は選択肢が豊富です。家族構成や将来性を考えながら家族の生活スタイルに合わせて位置を決めることができます。
階段から考える懐かしい昭和の実家
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昔は玄関に入ると廊下に階段があるという間取りが一般的でした。
玄関を開けたら、すぐに階段。昭和の家のイメージです。
私の実家は典型的な昭和の家でした。
玄関を開けると、階段があり廊下があり、各部屋が左右に分かれています。
二階に子ども部屋がありました。
両親の寝室は玄関から一番離れた廊下の一番奥、私の部屋は階段を上がって真横です。
毎日友達と遊びたくてしょうがないお年頃。
この間取り、絶対何かするでしょう??
家族が寝静まった夜中にこっそり抜け出して、友達と遊んで明け方にこっそり帰ってくる。
そんなこともしてました(笑)
遊びと言っても、ギラギラした夜の街を徘徊するような遊びじゃないです。
うちは田舎で、夜中には車一台通りません。友達と待ち合わせをして、空地や公園で
こっそり持ち寄ったお菓子を食べて秘密の話をするとか。そんな可愛い遊びです。
ばれないように静かに抜けだして、帰りは玄関を開けたら、母が待ち構えているんじゃないか。。ドキドキしながらドアを開ける。悪いことをしてるもんだからこれが
とってもスリリングで・・
これも、階段が玄関の近くにある設計だったからこそ出来た悪行ですね。
今ではとってもいい思い出になって残っています。もちろん家族には内緒のまま。
主流になりつつあるリビング階段
最近では、必ずリビングを通ってから個室にいくという動線のある「リビング階段」
がファミリー層中心に人気になっています。
我が家もリビング階段を取り入れました。
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吹き抜けととっても相性が良いのもリビング階段の特徴です。
過去のブログでも書いたことがありますが、我が家のリビング階段は、リビングの真ん中に存在感を出しています。
家族の顔が見やすく、外出、帰宅などの家族の行動も把握しやすいです。
なので、私のような悪行は出来なくなりますね(笑)
二階に部屋がある子どもと主人は、二階の上り下りには絶対にリビングを通ることになります。
「ただいま」「おかえり」「おやすみ」など声が掛けやすいし、自然にコミュニケーションも生まれます。
「もう、顔も見たくない!」そんな状況でもですが(笑)
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リビング階段の一番のメリット
もうひとつのメリットとしては、明るい空間が生まれることです。
吹き抜けと組み合わせると、さらに明るく開放的な空間になります。
リビング階段の場合は、デメリットとして、冷暖房の効率がさがるとか、匂いや音が広がり易いと心配される方もいると思います。
我が家は断熱性に優れたWB HOUSE!以前のブログでも書いたことがありますが、
料理の匂いは翌朝には消えているし、暑さ、寒さも、天井でクルクルと回っている
働きもののファンのおかげで、空気を循環しているので、とても快適にすごせます。
この冬も、買い替え時が迫った首振り機能が壊れたハロゲンヒーター1台で過しています。
壊れかけのヒーター1台でもなんとかなってしまうのが、WB HOUSEのすごいところ!
そしてこの冬もこどもたちは裸足です。
意外と多い階段のデザイン
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リビング階段が主流になると共に、階段のデザインの幅も広がっています。
せっかくのこだわりのリビング階段。デザインにもこだわりたいですね。
最近はスケルトンタイプ(踏板と踏板の間の垂直部分にあたる踏み込み板がない)
オープンタイプ(横の壁がないひな段のようにみえる)ものが人気です。
リビング階段は、階段がリビングの一部を使ってしまうので、その階段で使用した
スペース分、どこかで空間を有効活用したいところです。
階段下、デッドスペースにしてはもったいないです!
階段下の空間を収納として活用したケースもあり、階段下にテレビ台をつくるなど、
有効活用していきましょう。
ひと昔前の家づくりと違い、今は色んな場所で色んな選択ができるようになりました。
その分悩まれることも多くなります。熱量の多い場所、そうでない場所。
きめることが多すぎて、「もうなんでもいいよ」なんて気持ちになってしまうことも。
一生に一度の大きな買い物。後悔したくないし、もちろん慎重にもなりますが、
けれど、家づくりも一生に一度のことです。
楽しみながら進めていけたらいいですね。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
🏠リンク先🏠
〇笑顔と健康をつくるフォレストの家建築HP
〇見学会など楽しいイベント情報はこちら
→https://forest-ie.jp/event/
〇WBHOUSEを建てたOB様の声
〇姫路市西部の土地/不動産情報
→https://www.forest-ie.com/
〇Instagramで施工事例を紹介中!
→https://www.instagram.com/forest_ie/
文責 チム
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〈自己紹介〉
6年前、長い長い家づくりの迷路で迷子になっていた頃に、”幸せを創造しつづける”を理念にしているフォレストと出会いました。
「マイホームは建てて終わりじゃない、むしろこれからがスタート」に気づき、
将来を共にするパートナーとしてフォレストを選び、ここで建てようと決心。
我が家は20年、30年、その先も長く過ごすものです。
自分自身の体験を通し、多くの人にWBHOUSEを知ってもらいたいと思い、
フォレストの発信をサポートをしています。
家づくりを始める皆さんに読んでいただけたら嬉しいです。
姫路市在住。夫と子ども二人と猫とWBHOUSEに暮らして6年目。
好きな言葉はシンデレラフィット、嫌いな言葉はデッドスペース。
整理整頓と時々断捨離、収納やインテリアを工夫しながら日々の暮らしさを模索中。