こんにちは。チムです。

早いものでもう3月に入りました。
あっという間ですね。
受験や卒業式、入学式の準備などで忙しい方も多いのではないでしょうか。
春はもうすぐそこです。
春といえば桜を思い浮かべる方も多いかと思いますが、みなさんはどうですか?
私は桜も好きですが、春の花のなかでは沈丁花(じんちょうげ)が好きです。
この香りを嗅ぐとあぁ、また今年も春が来たんだなぁと思います。

沈丁花はなんといっても香りが良いです。
そして小さなお花が集まっていてほんのりピンク色の見た目も可愛いです。
うちの庭にも沈丁花を植えています。
玄関に植えているので、家を出入りするたびにいい香りの中を通っていくようで、
春の香りに癒されます。

毎年楽しみにしていた沈丁花ですが、今年の冬は越せなかったようで、枯れてしまいました・・
寒さか肥料か、水か・・何が良くなかったのは分かりませんが、今年はあの香りを
楽しむことが出来ないのは少し悲しいです。
植物を育てるのって難しいですね。
玄関前にムスカリも植えています。
ムスカリはとっても強い!植えっぱなし&ほったらかしなのに、毎年毎年
けなげに咲いてくれます。開花時期はとっても短いですが、玄関先がパッと明るくなります。
これからの季節、お庭いじりも楽しくなりそうです。

デメリットもある?「吹き抜け」について

さて今回は「吹き抜け」についてです。
以前のブログでも吹き抜けについて触れたことがありますが、吹き抜けは我が家にとっては一番のシンボルともなる存在です。
「吹き抜け」についてどんなイメージが湧きますか?
「開放的」「明るい」「おしゃれ」「ホテルみたい」
そんなイメージを持たれることが多い吹き抜けです。
家づくりをされている方の中には、吹き抜けを考えてる方もいらっしゃると思います。
誰もが憧れる「吹き抜け」。

開放的でおしゃれなリビングに住んでみたい!と憧れますよね。
でも吹き抜けはオシャレで素敵なことばかりではありません。
どんなことも、いい面と悪い面があるように、吹き抜けも裏を返してみたら、
悪い面ももちろんあります。
後悔をしないようにデメリットも理解をしたうえで家づくりをしていきたいですね。
吹き抜けのメリットとデメリットをしっかり把握していきましょう。

吹き抜けのデメリットとは

①暑い・寒い・冷暖房がききにくい
高所の窓から日光が差し込み暑くなりやすかったり、太陽に温められた屋根の熱が伝わって
暑くなりやすい
上からの冷たい空気が降りてきて床付近が寒くなりやすい

②音・匂い・煙が伝わりやすい
・一階の音は二階へ、二階の音は一階へ伝わり易くなります。
 また煙や匂いも、レンジフードで排出できなかったものが室内に広がっていきます

③高所のメンテナンスがしにくい
・吹き抜けの天井も照明器具の手入れが大変
・高所に設置した窓の掃除が大変

などが、吹き抜けについてよく言われるデメリットです。

実際吹き抜けのある家に住んでみて…

WBHOUSEの吹き抜けの家に住んで6年目となりますが
吹き抜けのデメリットについては、共感出来る点とそうでない点もあります。

WBHOUSEって暑い?寒い?

まず、①の暑さ寒さ、冷暖房の効きにくさについてです。
寒さ、暑さを感じたことは、まったくありません!
吹き抜けだから暑い?寒い?ないですないです。
あんまり言うと逆にウソっぽくなってしまいますが、WBHOUSEの快適さはどうお伝えしたらいいでしょう・・
調湿機能に長けたWBHOUSEは、夏でもサラっとしています。
家全体が呼吸をしているWBHOUSEです。
更に天井には、賢い働き者のシーリングファンが”24時間クルクルと回り、家の空気を循環してくれています。
リビングの一台のエアコンだけで、夏の間は快適に過ごせます。

そして冬はというと、今年の冬は、壊れかけのハロゲンヒーター一台で過ごしました。
そのため、リビングのエアコンは一度も稼働していません。
家に入った人からは「床暖入ってる?」と言われるくらいの暖かさで子どもたちは冬でも裸足で歩いています。猫もその辺に横になってることも多いです。
猫って、快適アンテナがすごいんです。
暖かいところ、涼しいところなど快適な場所を見つけることがほんとにうまい。
猫がくつろげるくらいなので、相当気持ち良いんだなぁと思っています。

知れば知るほどWBHOUSEってすごい!施主目線で感じる魅力

少し話が脱線してしまいますが、フォレストさんでこのブログを担当させてもらうにあたり、WBHOUSEの事を詳しく調べました。
以前は「いや~快適快適!」と住んでいるだけでしたが
WBHOUSEについて知れば知るほど、この快適さは、こういう事だったのか!と納得することも多くて、気づいたらWBHOUSEの魅力にハマってました(これもある意味沼入りです)
何よりも空気が綺麗です。
これ!ここ!と指を刺して証明出来たらいいのですが、目に見えないものなので、そうにはいかず。
証明することは出来ないのですが、他の家に入ったときに、空気の違いを感じます。
うまく言えないですが、圧迫するような、重いような、
濁っているような空気を感じることがあります。
新築の大きな広々したお家なのに、ん?なんか空気が重い・・そんな感じがします。
これは、普段WBHOUSEで過ごしているからこそ、感じることなのかなと思います。
そして我が家に帰ってきてから、木の香りと澄んだ空気を深呼吸します。
とうとう私はWBHOUSEの体になってしまったようです(笑)

もしWBHOUSEではない家に住んでいたら…

もし私たちがフォレストさんとWBHOUSEに出会わないまま、吹き抜けに憧れて
家づくりをしていたらどうなっていたかなと想像します。
吹き抜けは文字通りにただの吹き抜け。暑くて寒い、ただの吹き抜けで、綺麗でない
空気をただ回しているだけ。なんだかチグハグな形だけの家になっていたのではないかなと思うと、
ゾッとします。
一生に一度の大きな買い物が残念な結果になってしまうのは、一生の後悔になってしまいます。
フォレストさんとWBHOUSEに出会わなかったらここまでの開放感溢れる家は
作れなかったと思います。
吹き抜けは通気性と断熱性に優れた「深呼吸をしたくなる家」
WB工法で建てるからこそ、吹き抜けの良さが活かされるのでは?
推しについて語るような熱さになってしまいました・・

確かに…と感じるデメリット、実はメリットかも?

さて、②の「音、匂い、煙が伝わりやすい」
ですが、この点はその通りです。
吹き抜けがある場所にもよりますが、うちはリビングに大きな吹き抜けがあるので、
キッチンの匂いは上へ上がってきます。
「今日のご飯、オムライス!?」など匂いで的中されることもしばしば。
けれど翌朝まで匂いが残っていることはありません。
それが、焼き肉だったとしても、匂いが残っていると感じることはありません。
これは、室内の生活臭などは湿気とともに壁を通過して屋外へ排出される機能の
おかげです。


室内は常にクリーンな空気で保たれます。
音に関しては結構伝わります。
下で会話している声が、二階の自分の部屋にいる子どもたちに届いていたり。
例えば、週末の予定などをリビングで夫婦で話をしていて、あとで子どもたちに
予定を報告にいくと「あのさー土曜日ね」と話し始めた時点で
「うん、聞いてたよ」と返されます(笑)
ナイショ話や、ましてや夫婦ケンカなんて、二階にも丸聞こえです。
というと、聞こえは悪いですが、離れていても繋がっているほどよい距離感とも言えますよね。
個々に過していても、家族の気配や音を感じることが出来ると安心しませんか?
私も子どものころは、一人で寝ていてふと目が覚めた時って妙に不安になりませんか?
そんな時に台所やリビングから音が聞こえてきたり、朝ご飯の支度の音、お味噌汁の匂いなどしてくると、なんだか安心して、幸せな気持ちになれたことを思い出します。
家族の気配や音は、心の安心材料にもなるのでは。
音や匂いを感じることは嫌なことだけではないと思います。
音や匂いの感じ方には、人によってずいぶんと個人差がありますので、どう感じるのかで左右してくるかと思います。

正直、まだ悩み中のデメリットもあります

③の高所の手入れがしにくいですが、これもその通りです。
以前のブログにも書いていますが、吹き抜け上に設置されているシーリングファンの
掃除は、季節が変わるごとに家族一緒に大騒ぎでやってます。
それはそれで、毎年行事のようになりつつあります。
窓の掃除は、年末の大掃除リストに入っており、主人の仕事としていますが、
二階のベランダから屋根を伝って外に出て拭いてくれてます。
毎年、落ちたら救急車すぐに来てくれるかなーなど思いながら見守ってます(笑)
内側の窓枠も掃除をしたいと思って見上げてみますが、どうやっても手が届かず、
どうやって手入れをするのがいいのか、6年目の今も考え中です。

6年目の今感じるメリットはこれ!

ここからは吹き抜けにして良かった点、メリットです。
これはなんと言っても開放感!天井が高く、容積が多い空間はダイナミックに
過ごせます。
そして、採光と風通し。

吹き抜けに付ける大きな窓は低い位置の窓に比べて室内を明るく出来ます。
採光効果の高いのが吹き抜けにつける大きな窓の特徴です。
私は、我が家の大きな窓が好きです。付けて良かったなと思います。
日中は自然光だけで十分な明るさがあるし、夜には大きな窓から月が見えることも
あります。
天気の良い日に差し込む日差しが本当に綺麗で、それを見ることが私の心のビタミンにもなっていて心身の健康に繋がっているのかなと思います。

吹き抜けにするのか、しないのか。
間取りが大きく変わってくるし、うちのように一部屋分のスペースがなくなる
こともあるので、大きな選択だと思います。
けれど、デメリットさえしっかり把握し、解決または納得が出来るのであれば、
吹き抜けを作り自然光に溢れた生活を送るのは、とっても充実した生活を送ることになるのではと思います。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

〈自己紹介〉
6年前、長い長い家づくりの迷路で迷子になっていた頃に、
”幸せを創造しつづける”を理念にしているフォレストと出会いました。
「マイホームは建てて終わりじゃない、むしろこれからがスタート」に気づき、
将来を共にするパートナーとしてフォレストを選び、ここで建てようと決心。

我が家は20年、30年、その先も長く過ごすものです。
自分自身の体験を通し、多くの人にWBHOUSEを知ってもらいたいと思い、
フォレストの発信をサポートをしています。

家づくりを始める皆さんに読んでいただけたら嬉しいです。

姫路市在住。夫と子ども二人と猫とWBHOUSEに暮らして6年目。
好きな言葉はシンデレラフィット、嫌いな言葉はデッドスペース。
整理整頓と時々断捨離、収納やインテリアを工夫しながら日々の暮らしさを模索中。

文責:チム🐾