春爛漫!

みなさんはお花見はしましたか?
今年も桜の季節が終わりつつあります。
私の家は夢前川沿いの桜が見えるところに建ってるので、つぼみの桜、満開の桜、散っていく桜を毎日目にしています。満開の桜とってもきれいでした!
満開の時期はあっという間に終わり、葉桜になりつつあります。
道路いっぱいに散らばる花びらや、風に流されて花びらがうちの玄関先に入ってくることも。
桜の終わりを感じます。

桜だけでなく、すべての植物に言えることですが、毎年毎年同じ時期に、周りに合わせたように一斉に伊吹始める新芽や花。自然って本当にすごいなぁと思います。
冬の間静まり返っていた我が家の庭も少しずつ目を覚まし、にぎやかになってきました。
華やかな季節の始まり始まり・・

さて今回は、壁紙のコットンクロスについてです。

通気性と断熱性に優れた「深呼吸したくなる家」でも採用されているコットンクロス。
一般的には、壁紙というとビニールクロスが主流となっているので、コットンクロスと聞いて壁紙と結びつく方は少ないかも。

我が家の健康住宅WBHOUSEでも壁紙を主にコットンクロスを使っています。


コットンクロスとは何かというと・・

透湿性に優れているのがコットンクロス最大の特徴です。
室内のニオイや化学物質が湿気と一緒に排出されます。
WBHOUSEは湿気、生活臭、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドなどの化学物質が壁を抜けて外へ逃げるようになっています。その壁に採用されているのがコットンクロスです。家の中はいつもきれいな空気で満ちています。まさに深呼吸したくなる家WBHOUSEに一役も二役も買っているのがコットンクロスです。
そんな魅力あふれるコットンクロスのメリットとデメリットを実際に採用した感想など含めてご紹介します。

コットンクロスのメリット

体にも環境にも優しい

コットンクロスの魅力は、人体にはほどんど悪影響がない素材を使っているということです。
そして通気性の良さや消臭効果も兼ねそろえています。
また焼却時にダイオキシンなどの有害ガスを発生させないため、環境にもとっても優しいことも特徴のひとつです。

一般的に壁紙といえばビニールクロスが普及しています。
ビニールクロスは、ビニールシートに紙などを裏打ちしたものですが、素材がビニールなので通気性がなく部屋に湿気がこもりやすいという欠点があります。
更にシックハウスの原因となる接着剤や材料が含まれている可能性も否めないことからアレルギー対策には向かないというデメリットがあります。想像しただけで息の詰まるような感じがしてきませんか?
このようなビニールクロスの欠点を解決してくれるのがコットンクロスです。

臭いがない

ビニールクロスは、新築や新しい壁紙を施工したばかりの時期に、独特な臭いがすることがあります。コットンクロスには、そのような特有な臭いがないために壁紙を張り替えたあとでも快適にすごせます。

自然素材でナチュラルテイストが楽しめる

コットンクロスは自然素材を使っているものが多いためにビニールクロスで表現できない風合いや色味、デザインを楽しむことができます。ナチュラルテイストに仕上げたい方におススメです。

目に見えない水分子・ニオイ分子を通す

女性の生理用品や赤ちゃんのおむつにコットン素材が使われるように、コットンには通気性があります。そのためコットンクロスは水分子やニオイ分子、化学物質など目に見えないほどの小さな物質を室外へ排出してくれる機能を持っています。

これができるのは、WB工法だからこそ。

なぜなら一般的な住宅だと、室外へ排出するということは壁体内、つまり構造部分に水分が移動するということで、それは木材がカビたり断熱材が水分でぐしゃぐしゃになってしまったりするからです。

水は高いところから低いところへ移動しますよね。
それと同じで、水分子や化学物質なども割合が高いところから低いところへ移動します。よく冬に窓が結露しているのを目にしますが、同じ原理です。

このようにコットンクロスは通気性・透湿性があるため常に空気が壁の中に動き、浄化する作用のおかげでトイレの嫌な臭いは一切気になりません。昔は常に置いていた消臭剤もWB HOUSEに住み始めてから買わなくなりました。

コットンクロスのデメリット

環境に優しく、匂いもなく、自然素材。魅力たっぷりのコットンクロスですが、もちろんデメリットもあります。


水拭きに向かない

一般的に表面に自然素材を使用しているクロスは水拭きできないものが多いです。表面がデリケートな素材なために、ゴシゴシと拭くような拭き掃除ができません。表面がガサガサになってしまいます。
洗剤を使ったり、水拭き出来るビニールクロスを比べると不便に感じるかもしれません。
使用する箇所に注意が必要です。
我が家の経験談を・・
我が家ではトイレの壁紙もコットンクロスを採用しました。コットンクロスの自然の風合いを生かした見た目と、迷いに迷って決めたブルーの壁紙のとっても素敵なトイレなのですが・・
トイレ掃除の際に、壁を拭き掃除できないのが難点となりました。
トイレの壁って目には見えないけれど結構汚れていたり、匂いの原因になったりします。徹底的に掃除したいなと言うときに壁まで拭いてスッキリさせたいですよね。
シュッシュと洗剤を吹きかけて、水拭きができたら一気に綺麗に仕上がります。
それが出来ないのがちょっと残念です。
どうしても壁を拭きたいときには天然由来のクリーナーを水で薄めたものに硬く絞った雑巾で恐る恐る壁を拭いています。水気を吸ってしまうので出来るだけ硬く絞った雑巾を使います。あまり力を入れてしまうと、毛羽だってしまうので、ご注意を。
そしてトイレ掃除に使っていた洗剤を私の不注意で壁に飛ばしてしまいました。そこだけ色が抜けてしまいました。
トイレ内に手洗い所がついています。手洗ったあとの水滴がどうしても壁に飛び散ってしまいます。手洗い所の周りだけ濡れてしまうのも気になるところです。

これはデメリット…?

先述したように、コットンクロスには通気性・透湿性があります。この特徴により水拭きができない、専用のクリーナーが必要など注意点がありますが、おかげでトイレでも空気が爽やかで毎日快適に過ごすことができています。

コットンクロスには一見デメリットに感じられる所が、メリットだったりします。これも一長一短、担当営業さんに相談しながら、ご自身に合う方を選んでみてくださいね。

さらにうちの場合、トイレの横が洗面台なので、トイレから出たら洗面所で手を洗っています。トイレの手洗いを使っているのが長男だけ。その長男が一番水を飛ばすので、困ったものです。トイレ内の手洗い所いらなかったなぁと後悔ポイントです。水回りが増えれば増えるだけ汚れも増えますしね。


コットンクロスのお手入れ方法

私のように固く絞った雑巾でそっと拭くものありだと思いますが、ほかにもこんな方法があります。

①静電気やほこりを寄せ付けにくい性質ですが、もしほこりがついてしまった場合にはほうきやはたきで優しく落としましょう。

②醤油やワインなどの汚れは、中性洗剤や弱アルカリ性の洗剤を含んだスポンジや布で優しく叩くか、酸素系の漂白剤で軽く叩く。水分を含ませることで逆に広がって染みになることがあるので、様子を見ながら対応しましょう。

③タバコやヤニの汚れについては、長い時間をかけて蓄積していくものですので、洗剤を使って除去することは難しいです。ある程度のところで張替えが必要となります。

以上がコットンクロスのメリットデメリットでした。

実際にコットンクロスの家に住んでみて・・

コットンクロスの中での生活が当たり前になっているので、普段の生活をしている中で、コットンクロスにしてよかったなぁと感じることはあまりないですが、以前のブログでも書いたように、ほかの家に入ったときに明らかに違いを感じます!

ビニールクロスのお家は独特な空気の重さがあるし、なんだか空気がまとまりつくような感じがします。とってもいい香りがするルームフレグランスを使ってるお家などもありますが、それはそれでよい香りがするのですが、その空間に「香りが付いている」お家に仕上がっているだけで、決して深呼吸をしたくなるようなことはないです。
うまく伝えられないのがもどかしいですが、やっぱり深呼吸したくなる家は、WB HOUSEならではのものなのだなぁと感じます。
また透湿性があるので、家の中でカビや結露などもみたことないです。
小さなころには乾燥肌で悩んでいて、冬の間は何度もお薬をもらいに病院に行ってせっせと体に塗り込んでいた娘もいつの間にやら保湿クリームなしで過すようになりました。
私もお風呂上りに全身中にクリームを塗りたくることもなくなりました。
疲れがたまると熱が出て寝込むことが定期的にあった主人もここ数年寝込むことがなくなりました。コットンクロスを採用しているWBHOUSEに住んでいる私達家族は、確実に健康になっています。

今回も最後まで読んで下さってありがとうございました。

文責 チム

〈自己紹介〉
6年前、長い長い家づくりの迷路で迷子になっていた頃に、
”幸せを創造しつづける”を理念にしているフォレストと出会いました。
「マイホームは建てて終わりじゃない、むしろこれからがスタート」に気づき、
将来を共にするパートナーとしてフォレストを選び、ここで建てようと決心。

我が家は20年、30年、その先も長く過ごすものです。
自分自身の体験を通し、多くの人にWBHOUSEを知ってもらいたいと思い、
フォレストの発信をサポートをしています。

家づくりを始める皆さんに読んでいただけたら嬉しいです。

姫路市在住。夫と子ども二人と猫とWBHOUSEに暮らして6年目。
好きな言葉はシンデレラフィット、嫌いな言葉はデッドスペース。
整理整頓と時々断捨離、収納やインテリアを工夫しながら日々の暮らしさを模索中。