もうカビに悩まない!浴室カウンターの後悔と対策のまとめ
姫路でWB工法を採用した家づくりを行っている、WBHOUSE歴7年目のフォレストのちむです😺
最近は少しずつ気温も上がってきて、日中は汗ばむことも増えてきましたね。
外から帰ってくると、「あ〜早くお風呂に入りたい!」なんて思うこと、ありませんか?
そんな汗ばむ季節の始まりとともに、これから迎えるのが梅雨の時期。
雨の日が続いたり、湿度が高くなってくると、どうしても気になるのが「カビの発生」です。
特に注意したいのが、家の中で一番水を使う場所、つまりお風呂場=浴室。
換気をしていても、ちょっとした油断で黒カビがじわじわ…。なんてことも少なくありません。
浴室は毎日家族みんなが使う場所だからこそ、家づくりにおいても見た目以上に“使いやすさ”や“掃除のしやすさ”が大切な空間です。
そしてお風呂といえば、もはやただ身体を洗うだけの場所ではありませんよね。
一日の疲れを癒したり、ゆっくり半身浴をしたり、子どもとの会話を楽しんだり…
今やお風呂は、癒しとコミュニケーションと美容と自分時間を兼ねた貴重な空間になりつつあります。
今回は、そんな浴室にまつわる「カビ対策」や「後悔ポイント」について、実際に我が家で体験したことを交えながら、リアルな目線でお話ししていきたいと思います。
これからお風呂づくりをする方はもちろん、今のお風呂にモヤモヤしている方にも、ヒントになる内容になれば嬉しいです。

思い切って外した浴室カウンターの真実
お風呂の設備選びの中で、「カウンターってなんとなく必要そうだから付けておこう」と思っていませんか?
実は、この“当たり前の選択”が後々の大きな後悔につながることもあるんです。
我が家でも、迷いなくカウンターを付けました。
理由は単純で、「お風呂にはカウンターがついているもの」だと思い込んでいたから。
シャンプーや洗顔料を置くのに便利だし、洗面器のお湯を溜めるにも良さそう……そんなイメージでした。
でも実際に使い始めてみると――
- バケツが蛇口の下に入らない
- 掃除がしづらい
- そして何よりも、カビが生える!
最初は多少の使いづらさに目をつぶっていましたが、決定打はカウンター裏の黒カビでした。

カビとの静かな戦い。そして、ある日ついに…
お風呂掃除のたびに、シャワーでカウンターの隙間に熱いお湯を流すのが習慣になっていました。
すると、壁とカウンターの境目から、ドロっと黒いものが流れてくるんです。
その姿といったら…まさに“ごはんですよ”のような黒いかたまり。
毎回「今日も出た~!」と、裸のまま見つめる自分に少し笑いながらも、どこかモヤモヤが晴れない日々。
「カウンターを外したい!」という思いは積もるばかり・・
ある日ふと、カウンター下を覗き込んでみると――
ネジがたくさんついている!
「もしかして、これ取れるかも?」「カウンター、外してみる??」
もちろん、家のことなので主人とも相談。主人もカウンターのカビは気になっていたようで
外してOKの返事いただきました~
気づけばドライバーを片手に、お風呂場で解体作業スタート。
ヌルヌルになったネジを一つ一つ丁寧に外し、最後の一本が外れた瞬間、「バコッ」と外れたカウンターの中からは…
想像以上のカビ・ワールド!
黒・茶・白…カビのグラデーション。まさにラスボス現る!
その瞬間、家族を呼んで「見て見て!」と大騒ぎになったのは言うまでもありません。
汚れていたほうがテンション上がるあの気持ち、なんなんでしょうね(笑)
カウンターを外して変わったこと
取り外しは自己責任。
取れないものを無理やり外したわけなので、自己責任です。
取り外したあとはネジ穴も目立つし、穴から水分や湿気が入り込んでしまったら、浴室の壁の内部がカビでボロボロになるかもしれません。要注意です。
穴をしっかりとふさいでから強力な防水テープを貼って対処しています。(これは定期的に張り替えをしています)
見た目は、壁にポツポツと穴をふさいだ箇所は見えますし、見栄えはあまりよくないかもしれません。。
本当に外していいのか?よ~く自分の心を確認してくださいね。
取り外したあとは壁にネジ穴が残るので見た目は少し不格好。
でも、カビの元がなくなった今、気持ちはすっきり✨
掃除が圧倒的にラク!
バケツも入る!
見た目もスッキリ!
そして私は心からこう思っています。
「最初からカウンターつけなきゃよかったなー!」
浴室のオプションは、“なんとなく”ではなく、使い方と掃除のしやすさまで想像して選ぶのが本当に大切ですね!
浴室は物があればあるだけ、面と面が触れる部分があればあるだけカビが発生します。
カウンターだけでなく、鏡(今はつけないお家も増えているようです)や棚なども本当に使うのかよく考えてからつけるのをお勧めしますし、今はマグネットタイプで壁に付けるタイプがたくさんあります。壁に付けると見た目もすっきりしますし、浮かせる分、カビの発生をおさえることもできます。色んな選択肢を取り入れてから決めていってくださいね。

浴室暖房と乾燥機能
天井の換気扇に暖房と乾燥機をプラスするオプションあります。
浴室暖房があると冬のお風呂でのヒートショック現象をふせぐことができます。また浴室乾燥機能があると室内のカビの予防もできますし、洗濯物を乾かすことができます。
雨の日の洗濯物を早く乾かすことが出来るので家事効率UPにつながります。
我が家にもこの機能は付いていますが、これは本当におススメです!
つけておいて大正解!
浴室暖房は寒い冬にはかかせないし、夏の間はお風呂に入らずに今日はシャワーでいいかな?なんて日ありませんか?
でも裸で浴室に入ると案外ヒヤッとしたり、体が濡れると冷えを感じたり・・そんなときにでも、入浴をする少し前に暖房で室内を温めておくだけで体感が全然違います。
乾燥機能もめちゃくちゃ使います。「これ明日持ってく」と晩遅くに突然出される体操服や給食エプロン。お母さん絶句のパターンですよね。
そんな時にも乾燥機能を使って干しておけば、翌朝には笑顔で渡すことが出来ます。
雨の日、子どもがずぶ濡れで帰宅。「靴…乾くかな…」と不安に思ったことありません?
そんな時も、乾燥モードで温風ブワァ〜!で靴もほっかほか。
ちなみに我が家は天井の物干し竿を1本だけ設置したのですが…
使ってみて思いました。「あれ?2本でもよかったかも?」
上にあるから邪魔にはならないし、タオル干して、靴下干して、給食袋干して…ってやってると、もう一本ほしくなる不思議。
次建てるときは、絶対2本にしようかな。
もうひとつ、おすすめのもの
それはシャワーヘッドに止水スイッチをつけることです。
これは節水に繋がる頼れるアイテムです。
これは、私たちが家づくりにあたって、先に家を建てた友人から勧めされたものです。
小さなお子さんとお風呂に入るときに、髪の毛を洗ってあげますよね。
わざわざ水栓のレバーを切り替えなくとも、手元のスイッチで水を止めることが出来るのは、とても便利だからつけたほうがいいよ!と勧められたものです。
本当にその通りで、手元の切り替え一つで、水を出したり止めたり。
ちょっとした時にでも止水することが出来るので、すぐまた使うから出しっぱなし。ということがなくなります。これが本当に便利でした。
今は子供たちも大きくなりそれぞれでお風呂に入りますが、合間合間でカチッカチっと指一本で止水が出来るのでこまめに切り替えることが出来て節水にもつながります。お風呂掃除のときにも、止めたい瞬間に止められるのはとても便利です。
これはつけておいて良かったなと思うオプションでした。
お風呂づくりは、ただ見た目がキレイなだけでなく、“使いやすさ”や“お手入れのしやすさ”まで想像して選ぶことが本当に大切だと実感しています。
今回ご紹介したようなカウンターやエプロン、浴室暖房など、細かな選択が毎日の快適さを左右します。
フォレストの施工事例では、実際にこうしたポイントにこだわった住まいも多数掲載しています。
ぜひチェックしてみてくださいね!
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ちむでした。

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