こんにちは!
姫路市でWB工法を採用した健康住宅を建てているフォレストです。
今回はコンセント配置について、注意点を4つまとめてご紹介します。
ぜひ家づくりの参考になさってくださいね!

住宅のコンセントの位置は、住まいの快適さと利便性を大きく左右します。多くの方が家を建てた後に後悔するポイントの一つに、コンセントの配置があります。たかがコンセント、されどコンセント…です。この記事では、コンセントの数や高さ、配置に関するポイントを詳しく解説します!

コンセントの適切な数

一般的に、各部屋に最低でも2〜3箇所のコンセントが必要とされていますが、具体的な必要数はその部屋の使用目的や家具の配置によって変わります。例えば、リビングルームでは、テレビやオーディオ機器、空気清浄機などの家電、携帯電話の充電など多くの電気機器が使われるため、5〜6箇所以上のコンセントがあると便利です。また、キッチンでは、冷蔵庫や電子レンジなど家電製品が多いため、壁面ごとに2箇所ずつ設置するのがおすすめです​。

コンセントの高さ

コンセントの高さは、使いやすさを左右します。一般的に、床から30cmの高さが標準ですが、特定の用途に応じて高さを変えると便利です。例えば、キッチンのカウンター上に設置する場合、カウンターから10〜15cmの高さが適しています。身長によってカスタマイズできるのも注文住宅のメリットですね。リビングルームでは、テレビやオーディオ機器の背面にコンセントを配置するため、床から50〜70cm程度の高さが良いでしょう。さらに、机周りでは、机の天板から10cm程度の高さに設置すると配線がスッキリします。

コンセントの配置の工夫

コンセントの配置は、部屋のレイアウトや家具の配置を考えることが重要です。例えば、ベッドルームでは、ベッドの両側にコンセントを設置することで、照明や携帯電話の充電に便利です。また、廊下や階段などの通路にも、掃除機などの使用を考えて適宜設置しておくと良いでしょう。

特殊なコンセントの設置

最近では、USBポート付きのコンセントも普及しており、スマートフォンやタブレットの充電に便利です。さらに、Wi-Fiルーターやスマートホーム機器のために、電波の届きやすい場所にコンセントを設置することも。弊社ではWi-Fiルーターの位置を決め、目隠しして目立たせない事例もあります。普段使わないものですし、生活空間をすっきりさせることもできます。

安全性を考えたコンセント設置

コンセント設置の際には、安全性も重要です。特に水回りでは、防水仕様のコンセントを使用し、漏電や感電のリスクを減らす工夫が必要です。また、小さなお子様がいる家庭では、コンセントに安全カバーを付けることを検討してください。

まとめ

コンセントの位置や数、高さを計画する際は、現在の生活スタイルだけでなく、将来のライフスタイルの変化も考えることが大切です。設計段階でしっかりと計画し、後悔しない家づくりを行いましょう!家を建てた後で追加のコンセントを設置することは手間と費用がかかるため、最初から十分に計画することが重要です。

文責:堀川