こんにちは!
姫路でWB工法を採用した家づくりを行っている、WBHOUSE歴7年目のフォレストのちむです。

最近よく「北欧風〇〇」や、「おとなかわいい」という言葉を耳しませんか?

イメージは浮かぶもののなんとなく分かるような分からないような・・

大人かわいいにも色々なテイストがありますが、その中でも、今回は人気の高い「北欧風のおとなかわいい」に焦点をあてて、おとなかわいい北欧風の家の作り方のポイントをまとめました。

ナチュラルで大人かわいい家にしあげるコツ~外観編~

三角屋根

北欧風を意識したおしゃれな家の屋根と言えば、急勾配の三角屋根がトレードマークです。軒を長めに出すことで見た目の立体感が生まれてオシャレ度UPします。
また周囲の景観にも溶け込みやすく、形がシンプルな分、雨漏りなどのトラブルが少ないのも特徴です。

特に白・ベージュなどアースカラーのサイディングに大きな屋根のデザインがオススメ。

ツートンカラーの外壁

外壁は、白やベージュなどのアースカラーを取り入れましょう。

アースカラーが基本色ですが、ほかにもペールグレーやブルーなどの色の組み合わせも外壁としての相性が良いので人気があり、おとなかわいいお家づくりには多く使われる組み合わせです。

おとなかわいい家+αで個性的な家を目指したい方はレンガ風の真っ赤な外壁で個性UPしてみるのもありです!

外壁を張り分ける以外にも、妻飾りやサッシ、玄関ドアなどの色を変えてツートンカラーにするパターンも人気です。

大きめな窓

日照時間の少ない北欧では、短い日照時間に多くの日差しを取り入れること、自然光を出来るだけ取り入れるために大きめの窓を配置します。

採光の取れる大きな窓は、外観のアクセントになるのはもちろんですが、窓のサッシを白やウッドカラーにすることで外壁とのコントラストが生まれ、より一層洗練された大人かわいい見た目に仕上がります。

大きな窓を設置することにより、室内は明るくて、開放感のある空間になります。
窓からの景色も大切にし、外の自然を室内に取り込むようなレイアウトにしましょう。

ナチュラルで大人かわいい家にしあげるコツ~内装編~

天然木・自然素材を使った内装

北欧の家の室内は、自然素材が多く使われます。パイン材などの無垢材やレンガと、珪藻土、漆喰の壁などを組み合わせて、ナチュラルでぬくもりやあたたかみをつくりあげましょう。

木材(特に明るい色のオークやパイン)やリネン、コットンなどの自然素材が自然の温かみをより一層引き出してくれます。

木のフローリングや、壁に使う木材(パネリングなど)は、空間に自然な優しさと落ち着きを与えます。

北欧カラーを取り入れる

北欧カラーによく見られる特徴の一つとしてあげられるのが「グレイッシュトーン」です。色鮮やかな色ではなく、灰色がかった少しくすんだ色というとわかりやすいかもしれません

グレイッシュトーンは北欧インテリアの特徴である木製家具にもよく合いますし、モノトーンカラーとの相性も抜群です。また、アクセントカラーを入れても調和がとれやすく、合わせやすいカラーです。

こうした色を配色バランスを見ながら上手く組み合わせることで、おしゃれで大人かわいい北欧スタイルのお部屋に仕上げることができます。

ただ北欧カラーを取り入れれば良いというわけではなく、ここで一番の決めてとなるのが「配色バランス」です。

配色のバランスをしっかり考えることが北欧ちっくな大人かわいいお家を作るコツです。

「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」のバランスを考えましょう。

「ベースカラー」とは、部屋の中でも大きな面積を占める壁や床、天井などの基調となる色で、北欧スタイルでは白やグレーをベースにすることが多いです

「アソートカラー」とは、2番目に大きな面積を占める部分に使う色になります。大きめの家具やラグ、カーテンなどをイメージされるとわかりやすいかと思います。
アソートカラーの取り入れ方は比較的自由度が高いといえます。

例えば、ベースカラーと同系色にすると統一感が生まれますし、逆にベースカラーと対照的な色にするとインパクトのある空間が生まれます。
アソートカラーを複数取り入れてもOKです。その場合には色のトーンを揃えてあげることで単調にはならず、色彩が織り成すハーモニーや深みを楽しむことができます。

ベースカラーとの組み合わせ、そしてどこにどのような色を入れるかで部屋のおおまかな印象が決まりますので、どんな印象の部屋にしたいかをしっかりイメージしながら決めていきましょう。

最後に「アクセントカラー」です。

「アクセントカラー」とはは小物や雑貨などで鮮やかな色をポイント的に加えるもので、部屋にメリハリをつける効果があります。
アクセントカラーを入れると、そこに視線がいきやすくなりますので、どこに使うかというのもポイントです。

派手な色は苦手という方もいらっしゃると思います。その場合は花や観葉植物などを置くだけでもOK。

木製家具の配置

北欧インテリアといえば、シンプルだけどおしゃれ、そして実用性にもすぐれた木製家具が欠かせません。

家の中にいても自然の温かみが感じられる、そして居心地が良く明るい空間を作り上げられるのが北欧家具の最大の特徴です。

特に無垢材を使った家具は、北欧家具の代表的な存在であり日本でも人気の家具です。

家具はスリムでシンプル、そして使い勝手が良いものを選びましょう。

デザイン性が高く、かつ実用的な家具を選ぶことで、空間に無駄を感じさせず、スタイリッシュに仕上がります。ダイニングテーブルやソファは、木製やシンプルな金属の脚など、ナチュラルな素材感を活かしたデザインが人気です。

スポット照明を使う

北欧風のおとなかわいい家に仕上げるには、照明がとても重要です。

北欧の照明は、「大きく明るく照らす」よりも、控えめで小さな光を重ね合わせるスタイルが基本です。

照明器具は、部屋全体を明るくする天井照明よりも、床置きのスタンドライトや壁付けのブラケットライト、小さめのペンダントライトを並べて配置するなど、照らしたい場所に優しく柔らかい明かりを使うのが特徴です。

暖かい光の照明を使いましょう。間接照明や、木製のランプシェード、シンプルなデザインのペンダントライトなどがGOOD。照明の使い方にも工夫を凝らし、空間全体を柔らかい光で包み込むように設置します。
照明ひとつで空間の雰囲気がぐっと変わります。

グリーンを取り入れる

北欧風の大人かわいい家を目指すなら、室内でも自然を感じられるような、観葉植物やフェイクグリーンなどの「インテリアグリーン」を取り入れてみましょう。

植物の生き生きとした姿は活力を感じさせ、グリーンの色味が癒しを与えてくれる、北欧の家になくてはならないアイテムです。

植物やグリーンを取り入れるということは、ナチュラルで大人かわいい空間に欠かせないアイテムですし、簡単に実践することができます。
観葉植物をあちこちに配置することで、自然を感じさせ、温かみのある雰囲気を作ります。
室内で緑を目にすることで癒しの効果もうまれます。

オープンな間取り

リビング・ダイニング・キッチンがひと続きになっているようなオープンな間取りにすることいよって、家族が集まりやすく、広がりを感じることができます。間仕切りを極力なくし、開放的な空間作りを意識しましょう。

よくある失敗

採光のための大きな窓で、夏場は暑い…

北欧住宅の特徴の一つでもある大きな窓を我が家にも採用。採光の効果で室内はとても明るくなったが、夏場は日が当たり過ぎるため室内の温度が上がり暑い。エアコンをつけていても効率が悪く、なかなか涼しくなりにくい。

大きな窓に合わせてカーテンは別注。余計なコストが増えた…

大きな窓にこだわって規格外のサイズを設置したら、カーテンも合うサイズがなく別注することになってしまい、別途費用がかかってしまった。プラン中にはカーテンのことまで考えが及ばなかった。

選んだ壁紙がイメージしていた雰囲気と違った…

北欧スタイルに合わせて柄物の壁紙を選んでみたが、サンプルで見た時のイメージと実際に貼った時のイメージが少し違って、ぼんやりとした印象に。もう少し柄を強めに映えさせたかったので、大柄で色が濃いめのものを選べばよかった。

玄関近くの収納スペースをもっと広く取ればよかった…

リビングを広くするために玄関や玄関近くの収納スペースを最小限に削ったが、子どもが生まれ、ベビーカーや外遊び用のおもちゃなどが増えてきてより狭く感じられるようになった。家族が増えた時のことも考えて、少し余裕のある広さをとっておくべきだった。

北欧風の大人かわいい家を目指すあまりに、作ってみたらおしゃれでかわいいけれど、実際は暮らしにくい家になってしまったり、選んだカラーや柄に飽きてしまったということのないように、将来の暮らし方なども考えつつ、上手に北欧風の大人かわいい家を作れたら良いですよね。

また、今回は大人かわいいを北欧っぽさに焦点を当てていますが、大人かわいいの中にはほかにも韓国風の大人かわいいや、シックな中にガーリーを取り入れたもの、アメリカンスタイルや、ヨーロピアンスタイルなど、色々な大人かわいいがあると思います。
みなさんの好みにあった大人かわいいを見つけてみてくださいね。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

ちむでした。

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