こんにちは!
姫路でWB工法を採用した家づくりを行っている、WBHOUSE歴7年目のフォレストのちむです。
12月です。師走です。

クリスマスやお正月の準備品などが店頭にずらりと並んでいるのを見ると、年末がいよいよ来たなぁという気分になりますね。

年の瀬に一番気になるのは「大掃除」ではないでしょうか?

我が家でも大掃除は年末の恒例行事となっていますが、そんな大掃除の中でも、一番頭を悩ませるのはシーリングファンの掃除です。

シーリングファンは、インテリアとしてもおしゃれなだけでなく、冷暖房効率アップにも役立つので、家づくりに取り入れる方も多く、とても人気です。

我が家もシーリングファンを設置しています。
夏も冬も大活躍してくれるシーリングファンに大満足していますが、ひとつ想定外だったのが掃除のしにくさです。
同じように、シーリングファンのお手入れに悩んでいるお家も多いのではないでしょうか?
今回は、我が家でのお手入れを仕方なども含め、シーリングファンのお手入れ方法をご紹介していきます。

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シーリングファンってどういう働きするの?

一年間のほどんどクルクルの回り続け空気の循環、温度を一定に保ってくれている我が家の天井の守り神のような存在のシーリングファン。
シーリングファンというと、海外の大きい家や、南国リゾートホテルなどにあるイメージがありますが
最近では日本でも吹き抜けのあるお家や、天井が高いお家に付けることも多いですね。


初夏の少し暑いなぁと感じる時期には、ファンを回すだけで十分です。
風がそよそよ、ふんわりと優しく降りてきます。
冬のこの時期のリビングにハロゲンヒーター1台で過ごせます。
我が家はエアコンは冬場はお休みです。

エアコンを使わないくても十分に暖かく過ごせます。


夏はエアコンの冷気が下におります。
冬は暖房の空気が上に溜まります。
ファンを回すことによって、空気が循環され、どこでも一定の温度が保たれます。

節電にもなります。
家の中を快適にしてくれるだけでなく、家計にも優しいなんて頼りになりますね!

暖房と冷房、「夏と冬」で回転方向が違います。

夏のシーリングファンの回転方向は、下降気流を作り出すように反時計回りに回るのに対し、

冬は上昇気流を作り出して部屋の周りに暖かい空気を循環させるために、ファンの回転方向は時計回りに上向きで回転します。


空気の流れを使ってうまく作ってあるシーリングファンですが、ひとつだけ欠点があります。
それは手入れが難しいことです

シーリングファンのお手入れ方法


夏の間のみなさんのおうちの扇風機はどうなっていましたか?
うちは猫を飼ってるせいもあって、一週間で扇風機のプロペラがえらいことになります。

それと同じことが、リビングの真上のシーリングファンの身にも起こってるわけです。
暑いとも寒いとも文句も言わず、ただひたすら黙ってクルクルと回り、家族に快適さを作ってくれているファンを綺麗にしてあげたいですよね。

でも、とにかく高い位置にあるので届きませんし、吹き抜けの真ん中にあるので、梯子もかけられません。
手入れの方法を調べたり考えてみましたが、結局たどりついた我が家の掃除方法は、二階の手すりから少し身を乗り出す感じで伸縮式のモップを伸ばして埃を払い落とす方法です。それしかないです。


それはそれはすごい埃がリビングにふわふわと舞い落ちます。
なので、まずは真下にある物を避難させてからの作業になります。
日常の掃除のついでにと、お手軽に出来るものではないので、つい後回しにはなりますが、季節の変わり目と年末の大掃除には必ずやっています。

ファンのお手入れで感じる点

年に数回、シーリングファンのお手入れをして感じる点です。



慣れない姿勢で作業をするので長時間は体勢的にきつい。

長い柄を使うのでなかなか思い通りにモップを動かせない。

ファンがクルクルと動いてしまうので、うまく力が入らない。

狙った箇所にモップが届かない。


せめてカチっと固定できればもう少し掃除しやすくなるのになぁ。と思いながら作業しています。

もうひとつの手入れ方法


そしてもうひとつの掃除方法は、ファンの回転方向を変えることです。

一方方向で回っているので、埃もファンの隅に固まっています。
それを逆回転させることで、いつもと違う方向から風があたるので、ふわっと取れます。
大きな埃がふわふわと落ちてきます。
大きなホコリの塊が落ちたあとも、細かいホコリがしばらく舞ってくるので、落ち着いたところを見計らってから掃除機をかけています。

我が家で使っている伸縮性のモップですが、とにかくファンまで届く長さのものを選びましたが、
今度買い替えるのであれば、長さはもちろんですが、

軽量であること

しっかり握れること

モップの形状(羽を挟み込める形状があれば)

にもこだわって選びたいと思ってます!
ファンを上下からぎゅっと挟み込めて、シュッと拭き取れるような画期的なモップがあったら即買います。

ファンの汚れを放置すると・・・

羽についているおもな汚れはホコリ。うちの場合は猫の毛を混ざっています。
茶トラの猫を飼っているので羽に付いているホコリも茶色(笑)

ファンの羽の隅に毛虫みたいに張り付いてます。
ペットを飼っていらっしゃるお家はかなりペットの毛が舞っているんでしょうね。

シーリングファンの汚れはそのままにしておくと落としにくくなるうえに、羽にたまったホコリが舞い落ちてくることもあります。

部屋中にホコリを振りまいてしまうことになります。
「ホコリ」とひとくくりにはできません。
衣類の糸くず、床に落ちる皮脂ばかりではありません。他にも…砂ボコリ、花粉、排気ガス粒子、カビの胞子、細菌なども含まれます。

家族が体調不良を起こす原因にもなりかねませんよね。

ハウスダストのアレルギーがある方や、埃に対する抵抗感をお持ちの方は、シーリングファンを
取り付けるかどうかは、ご家族含めよく話し合って決めるのをおすすめします。

また、設置を決めたかたはお手入れ方法についてもしっかりシミュレーションしておくといいと思います。

シーリングファンを取り入れてよかった

お手入れが難しいシーリングファンですが、私は設置してよかったなと思っています。
エアコンをつけるほどではないけれどなんとなく暑い、寒い、というときも、シーリングファンで空気を撹拌(かくはん)させることで快適に過ごすことができます。
また、心配していた音はほとんど気になりませんでした。

リビングのソファに座って、心地よい風を受けながら過ごしていると、ついうたた寝をしてしまうほど快適。掃除のしにくさは想定外でしたが、やはりシーリングファンを取り入れてよかったとしみじみ感じています。

吹き抜けのおかげで家全体が明るく.家族の笑顔も増えました

そしてファンがついてる吹き抜けについても少し。
姫路市のフォレストさんで健康住宅を作るにあたり、間取り設計のときに吹き抜けを

提案して頂きました。
吹き抜けって開放的!おしゃれ!
そんなイメージです。
けれど、二階の一部屋分のスペースを使うことになります。
天井を付ければ、もう一つ部屋を作ることが出来るわけです。

吹き抜けにするのか、部屋をもう一つ作るのか、間取り決めの時に迷いました。
もうひとつ部屋欲しいかな。
お客さんが来た時の客室用の部屋作りたいな。
そんな気持ちもあったので、吹き抜けでなくては部屋にしてもいいのかな。
そんな思いもありました。
けれど、我が家は4人家族。
人数分の部屋はあります。

お客様は年に数回来るか来ないか。
不確かな未来を想定してまで吹き抜けより客室を優先する必要性がありますか?と
間取り打合せのときに阿黒社長にアドバイス頂きました。
その時に答えは出ました。

フォレストのコンセプトでもある家族が幸せで暮らせるお家」。
それを第一に考えた時に
やっぱり客室よりも吹き抜けにしようと決めました。
結果、吹き抜けを選択して、大正解!

南向きの大きな窓からたっぷりと家に入ってくる自然光でリビングが満たされます。
家族が笑顔になれます。
夜の窓に大きな月が見えることもあります。
家の中から眺める月はとっても素敵。
「あっ!月が見えるよ!」
ふと窓に目を移したとき見つけるとなんだか嬉しい。
笑顔になります。

ここに天井ついてたらどうなってたかなと思うこともあります。
部屋数が増えたとしても、天井があったら圧迫感も出てくるし、採光もとれなくて、
なんだかつまらないリビングになっていたかなと思ってます。

吹き抜けを提案してくださったフォレストさんの理念通り、私たち家族も明るい自然光の中で、
みんな笑顔で暮らしてます。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

ちむでした。

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