こんにちは!
姫路でWB工法を採用した家づくりを行っている、フォレストです。
家づくりってワクワクしますよね。でも同時に「何から始めればいいの?」「ローンっていつ組むの?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか?

特に注文住宅は建売住宅とは違って、自分たちで選ぶことが多いため、進め方も迷いやすいんです。

今回はそんなお悩みをお持ちの方に向けて、注文住宅の流れと住宅ローンのタイミングを解説していきます!

注文住宅の基本的な流れとは?

まずはざっくりと、注文住宅が完成するまでの流れをご紹介します。

1.予算や理想の暮らしを家族で話し合う

2.情報収集、住宅会社探し(このタイミングで資料請求やモデルハウス見学がオススメ!)

3.工務店やハウスメーカー訪問

4.住宅ローンの仮審査(事前審査)

5.土地の決定

6.建築プランの最終確定

7.住宅ローンの本審査・契約

8.工事開始・上棟

9.完成・引渡し

という流れになります。

仮審査と本審査の違いってなに?

注文住宅を考える際に重要になってくるポイントが住宅ローンです。

住宅ローンには「仮審査」と「本審査」があります。

  • 仮審査(事前審査)
    住宅会社を探している段階や、土地を決めていない段階でも申し込み可能。
    「自分たちはローンを借りられるのか?」「いくらまで借りられそうか?」をチェックする段階です。
  • 本審査(正式審査)
    プラン・金額・土地がある程度固まり、正式な申し込みをする段階。
    審査に通れば、ローンの契約が進められ、融資実行に向けて動いていけます。

注文住宅で本審査を受けるタイミングは?

本審査を受けるのは、主に次の条件が整ったタイミングです。

  • 土地の契約が済んでいる
  • 建物のプラン・見積もりが決まっている
  • 住宅会社との請負契約を結ぶ段階

なぜなら、金融機関側は「土地」と「建物」どちらにも担保価値を設定して審査を行うからです。
つまり、「どこにどんな家を建てるのか」がはっきりしていないと、本審査はできないんです。

本審査で必要な書類って?

本審査では以下のような書類を求められます:

  • 住民票や印鑑証明書
  • 源泉徴収票または確定申告書
  • 本人確認書類(免許証など)
  • 土地の契約書
  • 建築請負契約書
  • 建物の平面図や見積書

このあたりは金融機関によって異なる場合もあるので、早めに住宅会社と相談して準備しておきましょう。

本審査に通ったあとの流れ

本審査に通過すれば、いよいよ「融資契約」へと進みます。
ここで金融機関と金銭消費貸借契約を交わし、工事の進捗に応じて融資実行(着工金・中間金・最終金など)がされていきます。

また、建物が完成した後は、抵当権設定や登記などの手続きも必要になります。

よくある“ローンまわり”の失敗談と、解決のヒント

ここからは、実際によくある「住宅ローンの落とし穴」についてお話ししていきます。
これから注文住宅を検討している方にとって、「あ、これ自分も気をつけよう…!」と思っていただける内容になっています。

① 仮審査が通ったからといって油断していたAさんのケース

Aさんご夫婦は、「仮審査が通った=ローンは大丈夫!」と思い込んでいました。
そのまま建築会社と請負契約を結び、土地も契約。ところが、いざ本審査に進むと…思わぬ落とし穴が!

実はその間にAさんが車のローンを新たに組んでしまったのです。
金融機関は「他の借り入れ」も含めて審査をするため、借入可能額が変わり、審査に落ちてしまいました。

解決のヒント:
仮審査後〜本審査までは、新たな借り入れやクレジットカードの分割払いなどを避けるのが鉄則。
「このくらいなら大丈夫でしょ」は危険です!

② 住宅ローンの返済額をギリギリにしたBさんのケース

Bさんは、「理想の間取りを叶えたい!」という思いから、希望通りのプランを選択。
当初の予算よりもオーバーしてしまいましたが、「どうにか返せるだろう」とローン額を増やして契約しました。

ですが実際に暮らし始めてみると、
・子どもの保育料
・車検や固定資産税
・想定外の医療費 など…

毎月の支払いはローンだけじゃなかったことに気づき、「余裕ゼロ」の家計に。
“マイホームブルー”になってしまったそうです。

解決のヒント:
資金計画は、「今払えるか」ではなく「将来も安心して払えるか」で考えるのがポイント!
お子さんの成長や転職、収入減なども想定したプランにしておくと安心です。

③ 土地の契約だけ先に進めて焦ってしまったCさんのケース

人気エリアで「気になる土地がある」と問い合わせたCさん。
すぐにでも申し込まないと売れてしまいそうだったため、焦って土地だけ先に契約。

しかしその後、希望する間取りがその土地に収まらないことが判明し、何度もプランをやり直す羽目に…。

さらに、土地の契約後には「住宅ローンの本審査」を急がねばならず、書類集めや打ち合わせに追われて大変だったそうです。

解決のヒント:
土地だけ先に契約するのはリスク大。
理想の家が建つ土地かどうか、建築会社としっかり相談してから判断を。
セットで相談できる「土地+建物」提案がある会社を選ぶと安心です!

④ 住宅ローン控除の手続きが遅れたDさんのケース

Dさんは無事にマイホームが完成し、住宅ローンの返済もスタート。
でも「住宅ローン控除(年末残高の一部が所得税から還付される制度)」の手続きを忘れてしまっていたのです…。

「会社がやってくれるものだと思ってた」「年末調整で済むと思ってた」という声はよく聞きます。
でも実際には、初年度は確定申告が必要
しかもその年を過ぎると、控除が受けられなくなることも!

解決のヒント:
家が完成したら、税務署や住宅会社に「住宅ローン控除の手続きってどうしたらいいですか?」と一言確認を。
案内してくれる住宅会社も多いので、わからないままにしないことが大切です。

⑤ モデルハウスに来てから一気に悩みが減ったEさんのケース

Eさんご夫婦は、ネットや雑誌でたくさんの情報を集めていたものの、
「どこまでが本当で、何が自分たちに合うのか分からない」と混乱気味でした。

そこで思い切ってモデルハウスを訪れて相談してみたところ、
・資金計画のシミュレーション
・土地選びのポイント
・将来の支払いを見据えたローンプラン
をプロと一緒に整理できて、「すごく安心した!」とのこと。

こんなふうに、リアルで話してみると一気にスッキリすることって多いんです。

モデルハウスでのご相談、いつでもお待ちしています!

注文住宅は、夢が詰まった大きなお買い物。
だからこそ、「わからないことをそのままにしない」「一人で悩みすぎない」ことがとても大切です。

フォレストでは、家づくりのデザインや間取りだけでなく、
資金計画や住宅ローンのことまで、まるっとご相談いただけます。

・自分たちの年収でどれくらい借りられる?
・頭金ってどのくらい必要?
・土地ってどう選べばいい?
などなど、なんでもOK!

少しでも気になることがあれば、ぜひお気軽にお越しくださいね。

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