「家は欲しい、でも今はムリかも…」と思ったら。暮らしを変える小さな家の選択肢
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こんにちは!
姫路でWB工法を採用した家づくりを行っている、フォレストです🏠
物価があがっているように、資材もだんだん上昇してきています…。そんな中でお家を買うのはやっぱり諦めた方がいいのかな?と思いの方もいるのではないでしょうか。
今回はお家づくりの考え方についてお話します!
「やっぱり家づくり、もう少し待つべき…?」
「最近、家ってほんとうに高くなったなあ」
「建てたい気持ちはあるけど、このタイミングでいいのかな…」
「今建てると損するんじゃないかな?」
そんなふうに、家づくりに対して迷いや不安を感じている方、多いのではないでしょうか。
ここ数年で住宅価格は大きく変わり、「いま建てるのはやめておこうかな」と考えるご家庭も増えてきました。
でも実は、ちょっと考え方を変えてみるだけで、ムリのない、心地よい住まいづくりは可能になるかもしれません。
資材高騰が続いている理由、知っていますか?
まずは「なぜこんなに家が高くなっているのか?」を少し整理してみましょう。
2020年頃からの「ウッドショック」をきっかけに、住宅に使われるさまざまな資材が高騰しました。
それ以降、木材だけでなく、断熱材、住宅設備、輸送費、人件費…すべてが上がっています。
たとえば、
・木材(構造材):20〜30%アップ
・断熱材:15〜25%アップ
・給湯器やキッチンなど:10〜20%アップ
・輸送費・人件費:年々上昇中
といった具合。さらに円安の影響や、世界的な原材料不足、国内の人手不足も重なって、建築コストが落ち着く気配はありません。
「価格が下がるまで待とう」は、ほんとうに得策?
「今はやめておこう」「もう少し落ち着いてから建てよう」という判断も、もちろん間違いではありません。
ただし、待っている間にも気をつけたいことがあります。
・家賃や光熱費は毎月かかっている
・今後、住宅ローン金利が上がる可能性もある
・希望エリアの土地が売れてしまうことも
・“迷っている時間”が長くなることで、決断がさらに難しくなる
つまり、「建てたいけど、建てられない」状態が長引くほど、家づくりの選択肢が狭まってしまうこともあるんです。
そこで考えたいのが、「広さ」ではなく「ちょうどよさ」
最近よく聞くのが、「コンパクトな暮らし」というキーワード。「コンパクトハウス」や「タイニーハウス」など聞いたことはありませんか?
今の時代は「とにかく大きい家」よりも、必要なものがきちんと収まっていて、心地よく暮らせるサイズ感の家に注目が集まっています。
コンパクト住宅の魅力って?
・建築費用を抑えやすい
・冷暖房の効率がよく、光熱費も削減
・掃除やメンテナンスがラク
・家族の距離が近くなり、会話も自然と増える
・ミニマルな暮らしで“自分にとって本当に必要なもの”が見えてくる
家の広さ=暮らしの豊かさ、とは限りません。
「広さよりも快適さ」「ムダがない家がちょうどいい」と感じる方が、今は増えているんです。
小さい家でも、狭く感じない工夫がある
「とはいえ、狭いと息が詰まりそう…」
そんな不安を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
でも実は、天井の高さを工夫することで、空間の印象はグッと変わります。
たとえば、天井を2.4mから2.6〜2.8mにするだけで、視線の抜けが生まれ、実際よりも広く感じられます。
天井が高いと、こんなに変わる
・圧迫感が減り、部屋がのびのびして見える
・高窓で自然光や風を取り込みやすくなる
・吹き抜けや梁見せなど、空間に個性が出せる
・小さな面積でも、デザインの自由度がアップする
もちろん、冷暖房効率への配慮も大事ですが、WB工法のような通気断熱に優れた家づくりなら、その心配も最小限に。
「狭さの不安」は、設計の工夫でいくらでも解消できます。
9.9㎡の家って実際どうなの?
最近人気が高まっているのが、「9.9㎡の家」という超コンパクト住宅。いわゆる「コンパクトハウス」や「タイニーハウス」と呼ばれるもの。
「え?そんなに小さくて、家族で暮らせるの?」と思われるかもしれませんが、これが意外と快適なんです。
2階建てにすることで、空間をうまく活用。
天井高や吹き抜け、スキップフロアなどを取り入れれば、ただの“箱”ではなく、広がりのある“住まい”に生まれ変わります。
家をコンパクトにした分、質のいい素材を選ぶこともできるようになります。
そして何より、「ムダがない」=「管理しやすい」=「ラクに暮らせる」んです。
“広さ”より“ここちよさ”を選ぶという考え方
私たちが思う「理想の家」は、もしかすると思い込みかもしれません。
・部屋数が多い方がいい
・LDKは20帖以上ほしい
・収納は大きければ大きいほど便利
たしかに魅力的ですが、広くすればその分、建築費・維持費・光熱費・掃除の手間…ぜんぶ増えていきます。
一方、コンパクトでここちよい家は…
・必要な場所に必要なものがある
・家族の顔が自然と見える
・動線もシンプルで疲れにくい
・掃除が早く終わって、ゆっくり過ごせる
「毎日の暮らし」が快適で、自分らしく過ごせる空間こそ、本当の“豊かさ”なのかもしれません。
最後に|「あきらめる」のではなく、「選び直す」だけ
「建てたいけど、今じゃない」
「高いから、無理かも」
そんなときこそ、考え方を変えてみることが大切です。
・本当に必要な広さって、どれくらい?
・自分たちの暮らしに合った間取りは?
・コストを抑えながら、心地よく暮らすには?
そんな風に、少し視点を変えるだけで、家づくりはもっと自由になれます。
私たちフォレストでは、9.9㎡の家も現在手掛けております。
実際どんなお家なの?とご興味がありましたら、是非ご来場くださいませ✨
「そんな家のつくり方もあるんだ」と思っていただけたなら、ぜひ一度、私たちにご相談くださいね。
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