こんにちは!

姫路でWB工法を採用した家づくりを行っている、WBHOUSE歴8年目のフォレストのちむです😺

マイホーム計画の一番最初の問題と言えば土地探しではないでしょうか?

「この土地で本当にいいのかな…」「失敗しないかな…」
一生に一度の買い物だからこそ、土地選びには不安がつきものですよね。

実は私も、ゼロからの土地選びを経験しました。
今回は、子育て中の主婦の目線でお届けするリアルな土地探し体験と、
「後悔しないために考えておきたいポイント」についてお話しします。

これから土地を探す方の参考になればうれしいです。

ゼロから始めた土地探し

マイホームづくりを考えたとき、私たち家族が最初に向き合ったのが「土地探し」でした。

中には親から譲り受けた土地があるという方もいらっしゃると思いますが、私たちの場合は
親から土地を譲り受けられるわけでもなく、農地や空き地があるわけでもない。
まっさらな状態から「どこに住もうか?」を考えるところからのスタートでした。

家づくりの情報収集はしていたものの、「土地選び」は本当に難しかったです。

条件にあう土地がない、見つからない

建てたいけれど見つからない・・気持ちだけは焦る一方で・・

もう家建てなくてもいいかとか、建売にする?マンションでもよくない?

「こんなんじゃ一生家建てられないよ!」弱気になったときもありました。

そして、特に悩んだのが、
「分譲地」「新興住宅地」か「昔ながらの住宅地」か、どちらを選ぶべきか?ということでした。

分譲地・新興住宅地のメリット・デメリットを知ろう

まずは多くの方が候補にあげるであろう「新興住宅地」についてです。

新興住宅地とは、新しく開発されて住宅が増えたエリアのことを指します。

分譲地が集まり、多くの住宅が建てられ、周りに商業施設や公園が作られて、
道路などのインフラが整備されることで、新興住宅地へ発展していきます。

分譲地は個々の区画を指しますが、新興住宅地はそうした開発が進んだエリア全体を指す言葉です。

分譲地=区画整理された住宅用の土地(個々の土地)

新興住宅地=新しく開発されて、多くの住宅が建つエリア(地域全体)

つまり、分譲地が集まって新興住宅地ができるイメージですね!


折込みチラシなどよく手にします。
モデルハウスや分譲情報なども多く、土地探し中の私も何度も見に行きました。

新興住宅地のメリット

①同世代の家族が多い

子育て中の家庭が集まりやすく、子ども同士も友達ができやすい。

低学年のお子さんは、学校までちゃんと行けるかなとついつい心配で途中までついていこうか?
なんて不安になってしまいますが、登校班のグループも住宅地内で組まれることが多いので、低学年のお子さんも安心して登校することができます。
お兄さんお姉さんに見守られての登校は親にとっては何よりも安心できますね。 

②街並みがきれい


 区画整理された整った道路、電柱が地下に埋められていたりと、景観がよく新築感があります。

③新しい設備が整っているので住みやすい

分譲地には、区画整理の段階で地域の街づくりが計画されていることもあります。

分譲地内に公園やゴミステーションが整備されているなど利便性が高く、住人以外の車が通ることはほぼないので、安全性が高いのも魅力です。

大規模な分譲地では近くに商業施設があったり周囲の道路も新しくつくられたりするので、住みやすいことも嬉しいポイント。

新興住宅のデメリット

①ご近所トラブルが起きやすい?


 同じようなライフスタイルの家族が密集していることで、子育てスタイルや生活リズムの違いから、ちょっとしたことで摩擦が生まれやすいんです。

また新しい分譲地では、同時期に建築する場合が多いため、引っ越した後でないと近所にどのような方が住んでいるのか情報がわからないといった不安もあります。

・週末の夜に近所の家が庭でBBQを開催して、煙やにおいが洗濯物に…といった苦情

・子どもたちが道路に集まってボール遊びやキックボードをすることで、車の出入りがしづらい・騒音が気になる

・ゴミ出しのマナーやペットの問題などで小さなストレスが積み重なる

特に分譲地では家同士の距離が近く、道路も共有スペースのように感じてしまい、
 「どこまでが自分の責任範囲なのか」があいまいになることも原因のひとつです。

 新しい街に期待する人が多い分、「こうあってほしい」という理想が強いので、小さな違和感が

トラブルに発展しやすいのかもしれません。

②似たような家が多く個性が出しにくい


 「ここ、どこの家だったっけ?」となるほど、外観が似ているお家が並びやすい。

なぜ似たようなお家が多くなるのでしょうか・・?

分譲地の多くは、家を建てる際の施工会社があらかじめ決められていることがあるからです。

施工会社が決められている土地の場合は、基本的には他の建築家や施工会社に依頼することができません。

そうなると、どうしても分譲地内に同じような家が建ち並ぶことになり、自分の好みや個性を十分に出すことが難しくなります。

同じ施工会社が建てるので同じような間取りの家が並びます。

窓を開けると目の前に隣家の窓があって毎朝目が合う、なんてことにもなりかねません。

隣人の目が気になるので、いつもカーテンは閉めっぱなし。というお家もあるようです。

③土地の価格が高め


 利便性がよく、人気のエリアでは当然価格も高くなりがちです。

昔からの住宅地の場合

次に検討したのが「昔からの住宅地」です。長年住んでいる方が多い地域のことです。
空き家が増えたり、高齢の方が多い地域の中で、ぽつんと空いた土地が点在しています。

昔からの住宅地のメリット

①価格が抑えられていることが多い

新興住宅地に比べて土地単価が安く、分譲地の土地の広さに比べると比較的広めの
土地が手に入りやすいです。

②静かな環境

近隣の家族形態も様々。騒音や車の出入りも少なく、穏やかな暮らしがしやすい地域です。

③ご近所付き合いがほどよい


 昔からの住人が多いので、干渉しすぎないほどよい距離感が保てます。

昔からの住宅地のデメリット

①子どもの登校グループが少ない

地域に子どもが少ないため、登校班がなかったり1人で通学することも。

②道が狭いところが多い


道路幅が狭い道があり、車のすれ違いが難しかったり、歩行者が歩いていると車と接触してしまう危険性もあるので、運転の場合も、歩行の場合も注意が必要です。

③インフラや施設が古いことも


街灯が少なかったり、ゴミの集積所がわかりづらかったりすることもあります。

実際に選んだのは“昔ながらの住宅地”だった理由

結果的に、私たちは落ち着いた住宅街の中にある、ぽつんと空いていた土地を購入しました。
最初は「新しい街に住んだ方が安心なのかな」と思っていたのですが、何度も見に行く中で感じたのは、“静けさ”と“落ち着いた雰囲気”の魅力でした。

特に決め手となったのは、
「周囲に小学生が少ないけれど、将来的にはあまり関係がなくなる」という考え。

私が家を建てた地域は子どもが少ない地域だったので、登校グループも少人数。
もともと少人数の登校班ではありましたが、毎年一人二人と卒業をしていき、
6年になった息子は最後の一人。登校班として機能しなくなったので、お隣のグループと
合流しての登校しています。

入学して間もない頃こそはとても心配でしたが、毎日通っているうちに子どもは慣れますし、
中学生・高校生になれば1人での通学が当たり前になります。
それよりも、子どもが安心して過ごせる静かな環境や、私自身がストレスを感じにくいご近所環境を選びたいという思いが強くなったのです。

小学生の子どもにとっては、すぐ近所に友達がいないことはさみしかったり、不便を感じることもあるようですが、それも一時のことにすぎません。
中学、高校へと進学するにつれ交友関係はどんどん広がり、そのうちに自転車でどこでも行くようになります。

そんな成長の過程を見守るうちに、私たちは改めて実感しました。
「あのとき、静かな住宅地を選んで本当に良かった」と。

子どもにとっても、大人にとっても、落ち着いた環境で暮らせる安心感。


ご近所とのほどよい距離感。何より、心穏やかに日々を過ごせることが何よりの価値だと感じています。

分譲地のようなにぎやかさはなかったけれど、“我が家にとってちょうどいい場所”に出会えたことが、いちばんの正解だったと思っています。

実際に、“静かな住宅街でのびのび子育て”を実現した施工事例も多数あります。
家族ごとの暮らし方に合った土地選びや間取りなど、ぜひご参考にしてみてください。

土地選びで私が大事にした3つのポイント

ここで、私が最終的に土地を決める際に重視したポイントを3つにまとめます。

1. 静かに暮らせる環境かどうか

特に子どもが小さいうちは、周囲の音やトラブルが心配でした。
落ち着いた住人が多い地域なら、そうした不安も少なくなります。

2. 価格と広さのバランス

限られた予算の中でも、少しでも広くて生活しやすい土地を選びたかった。
昔の住宅地なら、コストを抑えつつ希望に近い土地が見つかりやすかったです。

3. 長く住み続けられるかどうか

家を建てたら一生住むかもしれない。
将来子どもが巣立っても、私たち夫婦が心地よく暮らせるか?という視点で考えました。

まとめ:正解は“自分たちに合うかどうか”

土地選びに正解はありません。
新興住宅地が合う人もいれば、昔ながらの住宅地が心地いいという人もいます。

大切なのは、「自分たちの価値観やライフスタイルに合っているか」を見極めること。
そして、“今”だけでなく“将来の暮らし”も想像しながら選ぶこと
だと思います。

子どもがいる家庭にとっては、不安や期待もたくさんある土地選び。
でも焦らず、一つ一つ見て、感じて、納得のいく土地に出会えるよう願っています。

私の経験が、少しでも誰かの土地選びのヒントになればうれしいです。

土地選びに迷ったらまずは専門家に相談してみるのもひとつの手です。
姫路市西部の物件数NO.1のフォレスト不動産なら、
“子育て世代の暮らしに寄り添った土地選び”を一緒に考えるお手伝いができます。

お気軽にご相談くださいね♪

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

もし次に土地を買うならポツンと一軒家もいいなと思うちむでした。

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