こんにちは!

姫路でWB工法を採用した家づくりを行っている、WBHOUSE歴8年目のフォレストのちむです😺

家づくりを考えるとき、つい間取りやデザインにばかり目がいってしまいますよね。
でも実は、毎日必ず触れる「床材」こそ、暮らしの快適さを左右する大事なポイントなんです💡

今日はその中でも人気の高い「無垢床」について、魅力やお手入れの仕方、さらにWBHOUSEとの相性まで、わかりやすくご紹介していきます!

無垢床が選ばれる理由

家づくりを考えるときに意外と大事なのが「床材選び」。
床って毎日必ず触れる場所だから、見た目だけじゃなく、触れたときの心地よさや長く使ったときの安心感まで考えておきたいポイントなんです。

その中でも人気なのが「無垢床」。
素足で歩いたときの気持ちよさや、ふわっと広がる木の香り、そして年月とともに少しずつ変わっていく色や質感…。まるで一緒に暮らしていく中で成長していくような、そんな味わいを楽しめるのが魅力です。

無垢床というのは、合板じゃなくて天然木をそのまま一枚板で使ったフローリングのことを言います。

オークやウォールナットみたいに重厚感のあるタイプもあれば、パインやサクラのようにやわらかくて踏み心地のいいものもあって、選ぶ楽しさも抜群。
ライフスタイルや好みに合わせて「これがわが家にピッタリ!」という一枚を見つけることができます。

無垢床は本当に扱いやすい?

「水に弱そうだし…」「傷がすぐつきそう…」
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。たしかに、無垢材は湿度の変化で伸びたり縮んだりする“生きている素材”。でも実はそれ、決してデメリットじゃないんです。むしろ木がちゃんと呼吸している証拠で、家の中の湿度を調整してくれるという大きな役割もあります。小さな隙間や木目の表情の変化こそが、無垢床の醍醐味なんですよね。

お手入れって大変?

普段のお掃除はすごくシンプル。
掃除機やモップでサッと埃を取ってあげるだけで十分です。さらに、固く絞った雑巾で軽く水拭きをすると清潔さを保てます。昔ながらの方法ですが、お米の研ぎ汁や米ぬかを使って拭き上げると自然なツヤが出て、どんどん味わい深い床になっていきます。わざわざ専用の洗剤やワックスに頼らなくても、シンプルなお手入れで長持ちするのは嬉しいポイントですよね。

~我が家の場合~

我が家のお手入れはとってもシンプル。普段は掃除機とモップだけで十分です。
床のベタつきや汚れが気になったときにだけ、固く絞った雑巾でサッと水拭き。これだけで無垢床はきれいに保てます。

そのおかげで、わざわざ専用の洗剤やワックスを買う必要がなくなりました。お財布にもやさしいし、洗剤のボトルで収納がごちゃつくこともなく、家の中がスッキリ。

無垢床は「手間がかかるんじゃない?」と思われがちですが、実はとても扱いやすいんです。特別な道具や薬剤がなくてもきれいを保てるから、ラクだし経済的だし、環境にもやさしい。暮らしてみるとその良さを実感しています。

傷がついたらどうする?

小さな傷やへこみは、暮らしの中でどうしても避けられないもの。でも、それも「わが家の歴史」としていい味になっていきます。家具を移動した跡や子どもがつけた小さなキズは、むしろ家族の思い出として残るもの。どうしても気になる場合でも、実はセルフメンテナンスが可能です。例えば濡れタオルを当ててその上からアイロンをかけると、木が水分を吸って少しずつ元に戻ってくれるんです。

~我が家の場合~

我が家の無垢床にも、いつの間にかついている小さな傷やへこみがいくつもあります。
家具を動かしたときにできた跡や、子どもが車のおもちゃを走らせてついた線、食卓の下にポツンとあるシミ…。最初は「あっ」と思ったものの、気づけばどれも暮らしの一部になっています。
いくものだと、放っておいています。

使いながら愛着が深まる

無垢床は「傷がつくからダメ」ではなく、「変化していくからこそ愛着がわく」床材です。
時間とともに色合いやツヤが増し、そこに住む家族の暮らしをそのまま映し出してくれます。
扱いにくそうに見えて、実は自然に寄り添ったシンプルな暮らしを叶えてくれる――それが無垢床の大きな魅力です。

我が家でも、気づけば小さな傷やへこみがいくつもあります。子どもがおもちゃを落とした跡や、家具を動かしたときについた線…。最初は「どうしよう」と思ったものの、今ではまったく気になりません。むしろ木目や色合いに少しずつ馴染んでいき、自然と“味”に変わってくれるのです。

その傷を見るたびに、「このへこみは引っ越したばかりの頃についたんだな」とか、「ここは子どもが夢中で遊んでいたときの跡だな」と思い出がよみがえります。まるで家族のアルバムのように、床に暮らしの記録が残っていく感覚です。

こうして床と一緒に歴史を重ねていけるのは、合板フローリングにはない、無垢材だけが持つ魅力だと思います。

無垢床とWBHOUSEがつくる快適空間

フォレストが採用している「WBHOUSE」は、壁の中に通気層をつくり、自然な空気の流れで湿気を外に逃がす仕組みを持っています。
私はWBHOUSEに住んで8年経ちますが、実際に暮らしてみると、まるで家全体が深呼吸しているような感覚。
梅雨のジメジメした日でも室内はカラッとしていて、床はいつもサラサラです。

裸足で歩いたときに「やっぱり気持ちいいな」と思います。

無垢材そのものにも湿気を吸ったり吐いたりする調湿効果がありますが、家全体が“呼吸する構造”になっているWBHOUSEだからこそ、無垢床の魅力が最大限に活きると実感しています。
湿気をためすぎて木が傷む心配が少なく、逆に冬は乾燥がやわらぐので、一年を通して快適。

木って本当に正直で、季節に合わせて表情を変えてくれます。
湿気の多い夏は少し膨らんで、乾燥する冬にはほんの少し縮む。

最初は「大丈夫かな?」なんて心配になるけれど、暮らしているうちに、それも自然の営みなんだと気づかされます。カレンダーをめくるよりも先に、床の小さな変化が「季節の訪れ」を教えてくれるんです。

「今日は少し空気がしっとりしてるな」「冬らしく乾いてきたな」――そんなふうに、木を通して季節を感じられる暮らしが私は気に入っています。

子どもたちは、一年中ほとんど裸足で過ごしています。

夏は「さらさらして気持ちいい!」とリビングを走り回り、冬は「床が冷たくないから好き」とゴロンと寝転がることも。親としては「冷えないかな?」と心配していましたが、WBHOUSEの仕組みと無垢床のおかげで安心して見ていられます。

冷暖房をガンガン使わなくても快適に暮らせるのも嬉しいポイント。

自然の力に守られているような安心感があって、毎日の暮らしがぐっと心地よくなりました。まさに「無垢床とWBHOUSEはベストパートナー」だと、住んでみて心から感じています。

播磨の木を柱・梁

私たちフォレストのには、もうひとつ大切にしている想いがあります。
それが「地消地産」です。

私たちが使っている木材は、兵庫県・播磨の森で大切に育てられた国産の木。
およそ80年という長い年月をかけて育った木を、床材として活かしています。

地元の森で受け継がれてきた恵みを、暮らしの中に生かすこと――。
それはただ素材を使うということではありません。
地域で育った木を地域で使う「地消地産」の取り組みは、運搬に伴う環境への負担を減らし、地元の林業を支え、さらに未来につながる循環を生み出します。

長い時間をかけて育った木だからこそ、私たちは大切に使い、家づくりにも誠実でありたいと思っています。
住宅へと姿を変えたあとも木が息づき続け、人の暮らしとともに循環していく――そんな姿を願っています。

自然素材ならではの心地よさに加えて、地域の森を守り、地球環境を未来へつなげる架け橋でもあります。
こうした想いは、SDGsが掲げる「住み続けられるまちづくり」や「気候変動への対策」にもつながっており、私たちは家づくりを通して地域と地球の両方に貢献できると信じています。

無垢床が叶える暮らしの豊かさ

無垢床には、単なる「床材」としての価値を超えた魅力があります。

調湿効果で年中快適
梅雨のジメジメも冬のカラカラもやわらげて、自然に近い室内環境をつくってくれます。エアコンや加湿器に頼りすぎなくても快適に過ごせるのは大きな魅力です。

素足が気持ちいい
冬でもヒヤッとしにくく、夏はサラサラ。思わず床に座ったり寝転がったりしたくなるような肌ざわりで、毎日の暮らしにちょっとした幸せを感じさせてくれます。

経年変化を楽しめる
使い込むほどに色艶が増していき、家族の成長や思い出と一緒に“味わい”が深まっていくのも無垢床ならでは。小さな傷やシミさえも、暮らしの歴史として刻まれていきます。

環境にやさしい
自然素材だから、特別な薬剤やワックスに頼らなくてもシンプルなお手入れで長持ち。人にも環境にもやさしい点も、無垢床が選ばれる理由のひとつです。

こうした特徴が重なり合って生まれるのが、「暮らしの豊かさ」
足元に心地よさがあるだけで、毎日のリラックス度がぐっと変わりますし、家に帰るたびにホッとできる空気感を生み出してくれます。

実際の施工事例で体感してみませんか?

フォレストでは、無垢床を取り入れたお家を数多く手がけています。
リビング全体にオークを敷いた開放的な空間や、家族が自然と集まるダイニングにパイン材を採用したお家など、ひとつとして同じ表情はありません。

「実際に見ると、写真以上に木の香りや肌ざわりが分かります」と、多くのお客様から嬉しい声もいただいています。
ぜひ一度、施工事例やモデルハウスで“本物の無垢床の心地よさ”を体感してみてください。

地域の木とともに生きる家づくり

無垢床は「扱いにくそう」というイメージに反して、日々の掃除もシンプルで、経年変化を楽しみながら長く快適に暮らせる床材です。
さらにフォレストが採用するのは、播磨の地で大切に育てられた国産木材。地域の森と人をつなぎ、未来へと続くサステナブルな家づくりを実現しています。

「三世代が住み継げる家」を目指す私たちだからこそご提案できる、無垢床のある暮らし。
その豊かさを、ぜひ現地で体感してみてください。

ひんやりした床の上で大の字になるのが好きなちむでした。

<Instagramでは施工事例情報を更新中!>