こんにちは。チムです。

* … * … * … * …* … * … * … * …* … * … * … * … * …* … * … * … * …
〈自己紹介〉
6年前、長い長い家づくりの迷路で迷子になっていた頃に、
”幸せを創造しつづける”を理念にしているフォレストと出会いました。
「マイホームは建てて終わりじゃない、むしろこれからがスタート」に気づき、
将来を共にするパートナーとしてフォレストを選び、ここで建てようと決心。

我が家は20年、30年、その先も長く過ごすものです。
自分自身の体験を通し、多くの人にWBHOUSEを知ってもらいたいと思い、
フォレストの発信をサポートをしています。

家づくりを始める皆さんに読んでいただけたら嬉しいです。

姫路市在住。夫と子ども二人と猫とWBHOUSEに暮らして6年目。
好きな言葉はシンデレラフィット、嫌いな言葉はデッドスペース。
整理整頓と時々断捨離、収納やインテリアを工夫しながら日々の暮らしさを模索中。


* … * … * … * …* … * … * … * …* … * … * … * … * …* … * … * … * …

いよいよ12月突入です。
クリスマスやお正月の物を目にするようになってきて、
年の瀬、年末、師走などのワードになんだか気の焦りを感じずにはいられません。
年末ギリギリの大掃除。
慌てて大掃除にとりかかって、最後には「あー、もうこのへんにしておくか」なんて言いながらこたつに飛び込む。身に覚えのある方も多いのでは??
大掃除が終わってなくても年は越せますが、綺麗なほうが気持ちいいですね。
「ここは綺麗にしておきたい」という箇所をいくつか決めて、今から少しずつ
掃除をしていけば、いいお年越しができそうですね。

無垢床の種類と特徴

さて今回はフローリングのお話です。
皆さんの足の下には何がありますか?
床です。
床って、空中で生活をしてない限り、必ず人間の体に触れているものですよね。
そう思うと床って家づくりの中でとっても大事な役割があるように思えてきます。

本物志向を持っている健康住宅を建てるフォレストでは、
こだわり抜いた自然素材を使った健康住宅を実現できます。
床をはじめとする室内には多くの無垢材をふんだんに使っています。
「無垢」いい響きです。
「無垢な瞳」「無垢な心」などと表現されることも多いですね。
無垢=「潔白で純真なこと」だそうです。
「自然素材」「無垢材」「無垢床」なんだか環境にも体にも、心にもよさそうな、わくわくするワードではないですか!
「無垢床」と言っても、いくつも種類があります。
普段の生活の中で無垢材についてあまり触れる機会がないために。無垢床のイメージが
あまり湧いてこないものです。
それぞれの特徴があり、好みやスタイル、生活に合わせた床を選ぶのはとても慎重な作業になるかと思います。我が家もかなり悩みましたが、フォレストさんのアドバイスも取り入れながら、床材を選びました。
今はとても快適に生活していますし、「無垢床と共に生きてる」そんな風に暮らせています。

今回は無垢床の種類と特徴。我が家が実際に使用している感想もお伝え出来たらなと
思っています。
無垢床の代表的なものを7つとその特徴をご紹介します。

Instagramでも無垢床について紹介中!(こちらをタップ)

1.オーク(ナラ・樽)

”力強く、安定の木材。キング・オブ・無垢材!”
オーク材は、広葉樹で世界中で利用されていてとても人気のある木材です。
その人気の理由は、力強さ。
それに加えて、木目と加工性や床材としての適度な硬さなど機能面で優れています。
ヨーロッパなどの土足文化のある地域でも、昔から愛用されているのも納得ですね。
そして、力強くもあり、多様な木目の表情は流行りに左右されることなく、安定な
人気があります。
耐久性があって傷が付きにくく摩擦にも強い、機能性の高さが人気の秘訣。

2.チーク

”褐色の美しいアジア生まれの愛されキャラ。悪い虫は寄せ付けません!”

チーク材は主にアジア地域で取れる木材として有名です。
樹木に含まれる油分が多いため、水気に強く、耐久性に優れていて腐りにくい
特徴があります。
寺院や、船、フローリング材やデッキ材、楽器など用途が幅広く愛されています。
チークの床材は、耐久性と赤褐色の木目の美しさから世界の無垢材や内装材に精通した
プロからの評価の高い木材です。
チーク材には油分が多く含まれているので、腐食や虫害からの耐久性が高く、施工後のあばれや曲がりがすくなく、寸法安定性が優れています。
また時間とともに、赤褐色の木目は、濃い飴色に変化していくのも魅力のひとつです。

3.アカシア

”人気上昇中、コントラストの達人”
「アカシア」は聞いたこともある方もいるかと思います。
亜熱帯地域原産の木材で、世界中の様々な地域に生息していて、数百種類の品種が
存在すると言われています。リーズナブルな価格のわりに、迪夫な硬さと加工の良さ
が魅力のひとつ。
そんなアカシアの最大の特徴は、赤~茶褐色の異なる色味のコントラストの美しさです。
適度な硬さがあり、無垢らしいコントラストの美しさから人気上昇中の木材です。

4.カバ・サクラ

”色白なめらか安定感の優等生”
樺は中国、ロシア、ヨーロッパに分布している広葉樹です。
日本でも北海道で自生しています。
サクラと言いますが、日本で春に咲く桜とは違うのでご注意を。
サクラは白からピンク色の木肌をしていて、表面がなめらかで割れにくく、おもちゃや
家具に使われるように加工性に優れています。
供給量が多いので、価格も安定しています。
適度な硬さのうえに、ふんわりなめらかな女性的なイメージがあり、人気の樹種です。

5.クリ

”重厚で力強い、古くから愛されるしっかり者”
クリの木は、栗の実がなることから私たちにもとっても身近な広葉樹です。
日本や中国でもおなじみの栗の木は、耐久性と硬さが優れていて古くから神社仏閣の土台や鉄道の枕木としても利用されていました。
クリの特徴は、明瞭な木目と、時間の経過とともに黄色に変化していくところです。
色むらが少なく、毛羽立ちもすくないので、床材として利用しやすいです。
また、アンティーク調の加工にも適しています。
硬さや耐久性にも優れているので、プロからは隠れた人気のある樹種です。

6.ブラックウォールナット(黒クルミ)

”クールで硬派な貴重価値”
ブラックウォールナットは、クルミ科の樹木で世界的な銘木に数えられる貴重な樹種です。
他の樹種にはない茶〜紫・黒や茶褐色の色味がブラックウオールナットの最大の特徴です。
また衝撃にも強く加工性も高いので、フローリング以外にも高級家具材や楽器などにも世界的に多く使われています。同じクルミ科のオニグルミとは色味が大きく違うのでご注意を。

7.パイン(松・マツ)

”種類が豊富、広く愛され用途も様々!万能オールラウンダー”
パイン材は針葉樹木を代表する樹種として、世界中で幅広く利用されています。
黒松、赤松、トドマツ、カラマツなど日本だけでも様々な種類があります。
世界をみてもたくさんの種類が存在しており、世界でも幅広い用途で使われています。
産地や撞木によって硬さや色味、木目などが大きく違います。
フローリングとしては一般的にはフィンランドやスウェーデン地域のレッドパインの
種類を使います。

デメリット?メリット?

みなさんの無垢材に対してこんな風に思っていませんか?
「水に弱い」
「傷が付きやすい」
「膨張や収縮しやすく隙間ができやすい」
これはオーク材の床を採用した我が家の個人的な感想になってしまいますが・・・

水に弱い・・汚れが付きやすいというイメージを持つかもしれませんが、
この家で暮らして4年以上経ちます。トイレと洗面所と脱衣所以外はすべてオーク材を使っています。
飲み物や染みの付きやすい調味料などをこぼしやすいダイニングテーブル下などを見てみても染みになっているようなところはどこを探してもないですよ!
一般的な無垢床はウレタン樹脂や、自然塗装などの塗装がされているので、日常生活に支障がないくらい程度の耐性があります

無垢床の魅力

傷がつきやすい・・以前にフォレストさんが家にいらしたときも
「傷はつかないですか?」と質問されましたが、答えに困りました。
傷・・確かに付いてます。
椅子の脚をひきずった傷や、物を運んだときにぶつけたような傷、
いつの間にか付いてしまった傷もありますが、
日常生活で付けてしまった傷が特に目立つようなことは
ありません。
そのため傷、気にしていません(笑)

傷というとマイナスイメージの印象ですが、傷や染みなどは家の歴史の一部だと思うし、
時間の経過とともに味や魅力に変化していくと思っています。

傷やへこみを見て、「あの時の傷だなぁ」と過去を思い出して懐かしんだり、
その時の出来事を思い出したりする。そんなことが出来るもの素敵ではないでしょうか。
合成樹脂性のフローリングに住んでいた時のほうが傷に敏感に過ごしていました。
ひっかき傷や、へこみなどは、そのまま残るからです。
10年経っても傷は傷。
10年経ったら傷から味へ

どうしても気になる傷やへこみには、
傷の上に濡れたタオルを置いてその上からアイロンを当ててください。床が水分を吸って膨らんで元通りになるそうですよ!

無垢床お手入れ法

膨張や収縮で隙間ができやすい・・これは以前にもブログで触れましたが、その通りです。
床は正直。冬の乾燥時期になると隙間ができます。
床、生きてるなぁ。そんな思いで隙間に挟まったほこりやゴミを取っています。
季節によって変化するって、表情があって愛らしいと思います。
一見デメリットに思えることでも、見方を変えるとメリットになる。
それも無垢床の魅力だと思ってます。

そしてこれは私が思う無垢床にして良かったこと。
手入れが簡単です。
普段の掃除はモップでささっと埃や小さなゴミを取ったり、掃除機をかける程度です。
そしてスペシャルケアは、雑巾がけ。
水拭きか、たまにお米の研ぎ汁を使います。夏のべたつきが気になる時期でも雑巾がけをするだけでさらっとスッキリしますよ!
今は、米ぬかに凝っていて、米ぬかを綿のハンカチに包んで、キュッキュと磨いています。かなり手間と時間のいる作業ですが、床がすべすべしてくるのがおもしろくて今はハマってます。
ワックス効果もあるそうなので、今後の艶にも期待しながら今日もキュッキュと磨いています。

合成樹脂性のフローリングに住んでいた頃は、とにかく掃除用品がごちゃごちゃと多かった気がします。フローリング用のワイパーシート、ワックスや洗剤など、色々揃えて掃除をしていました。
今はモップと雑巾一枚さえあれば十分です。
掃除も簡単、道具もシンプル、環境にも優しい無垢床の手入れ法です。

まだまだある無垢床の魅力

まだまだ魅力はあります。
「急な温度変化や不快な湿度、乾燥から守ってくれる」
無垢フローリングは、鉄や陶器に比べ、熱伝導率が極端に低いという特性を持っています。
住宅などの生活空間に使用した場合には、外部からの熱や寒さから私たちの体を優しく
守ってくれます。
湿度に対しても同様で木材の調湿機能が働いてくれます。
人が不快に感じる空気中の水分を木材が吸ったり吐いたりしてくれるので、
適度な湿度で暮らすことができます。

「無垢材ならではの快感性と肌ざわり」
無垢床の上を素足で歩いたときの肌ざわりの良さと踏み心地がなんといっても
一番の長所と言えます。
踏み心地の良さでは、柔らかい針葉樹が優れていて、肌ざわりの面では表面の塗装をウレタン塗装より自然塗装のほうがおすすめです。

(フォレストでは蜜蠟ワックスを使用しています。)

「時とともに増す味わいと経年美」
時とともに増していく飴色の艶や木目の美しさは本物の木だけが持つ「経年美」です。
木と共に生きていく、共に歴史を重ねていく、これが出来るのが、無垢床の大きな
魅力です。

あっ、あとひとつ!
数日家を空けていて、帰って来た時の家の香りです。
ふんわりと木の良い香りが出迎えてくれます。
これは無垢床にして良かったなぁと思う瞬間です。

いいところばかり書いてしまって、彼氏自慢ののろけ話みたいになってしまいました!
本当に、無垢床は魅力たっぷりです。無垢床推しです!
無垢床の良さが少しでも伝わり、床材選びの参考にして頂けたら嬉しいです。

今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

🏠リンク先🏠

〇笑顔と健康をつくるフォレストの家建築HP
https://forest-ie.jp/
〇見学会など楽しいイベント情報はこちら
https://forest-ie.jp/event/
〇WBHOUSEを建てたOB様の声
https://forest-ie.jp/voices/
〇姫路市西部の土地/不動産情報
https://www.forest-ie.com/
〇Instagramで施工事例を紹介中!
https://www.instagram.com/forest_ie/

文責 チム🐾